3月の営業運転再開を目指す柏崎刈羽原発6号機について、東京電力は3日、出力が100%に達し、フル稼働状態に入ったと発表しました。今後、原子炉や発電機に異常がないか見ていくとする東電に対し、新潟県柏崎市の桜井市長は社員による秘密文書の不適切な管理問題などに触れ「信頼を失わないでほしい」と話しました。
東京電力は3日未明、柏崎刈羽原発6号機の発電出力が最大の135万6000キロワットに達し、営業運転時と同じフル稼働状態に入ったと発表しました。
今後は、出力を維持したまま安定して運転できるかどうか原子炉や発電機などの各設備の状態を点検し、3月18日の最終検査を経て、その日のうちに営業運転に移行する予定としています。
14年ぶりの営業運転再開に向けた準備が最終盤を迎える一方で…
【柏崎市 桜井雅浩 市長】
「(規則を)破ったときの影響の大きさといったものは、会社的にも、国・地方自治体に対する影響といったものも含めて、もう一度認識をしていただいて、規則をしっかりと守っていただきたい」
柏崎市の桜井雅浩市長は3日の会見で社員によるテロ対策の秘密情報を含む文書の不適切な管理が発覚した問題などを受け、東電に対し「規則をしっかり守ってほしい」と求めました。
【柏崎市 桜井雅浩 市長】
「しっかりと信頼を獲得してもらいたい。信頼を失わないでもらいたい」
桜井市長はまた、3月11日で東日本大震災から15年の節目を迎えることについて「福島第一原発事故の影響は重い課題として継続している」と認識を示しました。