名古屋最古の料亭とされる「河文」のすぐ隣に誕生した隠れ家居酒屋「勝手口 河内屋」。長い廊下と“勝手口”の先に広がるのは、料亭仕込みの技が光る創作和食です。

■名古屋最古の料亭の隣に誕生した居酒屋

創業400年、名古屋で最も古い歴史を持つと言われる料亭「河文」。名古屋城築城の頃に創業し、江戸時代には「徳川家御用達」の料亭だったとされる格式高い店です。

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2025年9月、そんな老舗料亭のすぐ隣に「勝手口 河内屋」はオープンしました。門をくぐってから店内にたどり着くまでの道のりにも特徴があります。入ってすぐの扉は通り過ぎ、長い廊下を進んでいくと大きな業務用冷蔵庫が現れます。その隣にある扉を開けると、店名の通り、まるで“勝手口”から入るような感覚です。

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調理場を囲むように設けられたカウンター席は連日満席。1カ月先まで予約が埋まるほどの人気です。

客:
「料理もおいしいし、お酒もこだわっている」
料理長:
「河文が始めた居酒屋で、勝手口から入る秘密の居酒屋です」

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料亭・河文の厨房だった場所を改装し、河文が運営する新たな居酒屋として誕生しました。

■料亭仕込みの創作和食

厨房を支えるのは、河文で腕を磨く新進気鋭の若き料理人たち。和食の基礎を大切にしながら、クリエイティブな発想で生み出す料理はどれも独創的です。

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マスカルポーネチーズを合わせた「いちごの白和え」や、希少な海老芋のすり身を揚げ、カラスミをかけた「エビイモカラスミ」、自然薯にアオサ海苔とタコを合わせて揚げた「自然薯とアオサ海苔の天ぷら」(700円)など、創作メニューは40種類以上にのぼります。

客:
「胡麻豆腐も手作りなので、濃厚でおいしい」

最高級品のくず粉とゴマで作る「自家製錬り立て胡麻豆腐」(600円)は、作りたてが味わえる希少な一品です。

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客:
「ベタですけど、河文さんなのでお椀は絶品です」

「料亭河文のお椀」(1600円)は、料亭・河文のレシピをそのまま提供。繊細でやさしい出汁と旬の食材が織りなす一杯を、居酒屋価格で楽しめます。

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なぜ、料亭が居酒屋を始めたのでしょうか。

料理長:
「色んな人に河文に足を運んでほしい。カジュアルに楽しんでもらいたいから」

歴史や格式ゆえに敷居が高いと感じられがちな料亭の味を、より多くの人に届けたい。そんな料理人たちの思いから生まれた、新たな挑戦です。

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