長野・新潟県境にまたがる斑尾高原スキー場で2月28日、4人が大けがをした雪崩は、幅が約185メートル、長さが約600メートルに及ぶ大規模なものだったことがわかりました。「全層雪崩」が起きたとみられます。

雪崩があったのは長野県飯山市と新潟県妙高市にまたがる斑尾高原スキー場です。

急斜面を覆う無数の雪の塊がゲレンデのすぐ先まで迫っています。

警察などによりますと、2月28日午後2時すぎ、目撃した客から通報があり、スキー場のパトロール隊が巻き込まれた5人を救出しました。

このうち、10代男性と40代の父親。台湾籍の30代女性と40代男性の計4人が、長野市内の病院に搬送され、足や腰の骨を折るなど大けがをしました。

他に人が巻き込まれた可能性はかなり低いということです。

現場は、「パウダーライン」と呼ばれる圧雪していない上級者コースです。

警察などが確認したところ、雪崩は、幅が最大で約185メートル、長さが約600メートルに渡っていました。

雪の層全体が地表面から一気に滑り落ちる「全層雪崩」が起きたとみられます。

スキー場によりますと、当日朝のコースチェックでは亀裂など雪崩の兆候は確認されませんでした。当時は霧雨で視界が悪く、気温の高い日が続いていました。

スキー場は、3月2日以降も一部のコースを閉鎖するなどして営業します。

長野放送
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