愛知県豊田市にある女性向けの衣料品店『空飛ぶ羊 KURA』は、カシミヤ・ウール・ラクダといったモンゴルでとれる素材を使った“モンゴル専門の衣料品店”です。希少な素材「ヤク」が使われた商品を目当てに、遠方からも客が訪れています。
■全商品を現地製造…こだわりが詰まった商品揃える
『空飛ぶ羊 KURA』は、築100年を超える土蔵を改装して、5年前にオープンしました。秋冬だけの営業という珍しいスタイルです。

モンゴル人のオーナー・アリューンダリさんが自ら買い付けたセーターや靴下、手袋、帽子などを販売しています。
全ての商品を現地で製造、素材を100%生かしたこだわりの服づくりが特徴です。
■“ポストカシミヤ”とも…「ヤク」を使った商品
最近注目度がアップしているのが、冬のモンゴルでは大人気の「ヤク」の毛を使った商品です。

ヤクは、寒冷地に生息するウシ科の動物です。
アリューンダリさん:
「標高3000m以上の高い所に住んでいる。氷の上で寝たりするくらい、毛に保温性がある。暖かくて毛玉になりにくい」

ヤクの最大の特徴は高い保温性。マイナス30度の極寒にも耐えるといわれていて、「ポストカシミヤ」ともされる世界的に注目の天然繊維です。
毛が細く細やかな網目のため滑らかな肌触りで、直接肌に触れてもチクチクしにくいということです。
客:
「今はヤクを着ている。レッグウォーマーもヤクなんですけど、寝る時もはきたいくらい。ヤクはすごく暖かいです。色々試して、最終的にヤクユーザーに落ち着いた」
全身ヤクでコーディネートした人もいました。
客:
「すてきです。暖かいです。(良さは)もう全部ですね」
ヤクの毛は希少とあって、靴下でもウールに対して倍以上の値段と高価です。それでも、ヤク100%は全国的にも珍しいと、遠方からの客もいました。

アリューンダリさん:
「モンゴルは人口が約300万人、家畜は約7000万と、人口より家畜の方が多い。本当に質のいい毛がたくさんとれるんですけど、ヤクの良さを肌で感じていただきたいと思います」
秋冬限定のモンゴル専門衣料品店、今シーズンは3月21日までの営業です。
