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プレスリリース配信元:アウンコンサルティング株式会社

 アウンコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:信太 明、東証スタンダード:2459)は、AIマーケティング(AI最適化・AIを活用したマーケティング支援)*、グローバルマーケティング(国内・海外向けの販売促進・AI活用支援)**などのマーケティング事業を展開しています。
 この度、日本の世界文化遺産である「石見銀山遺跡とその文化的景観」について、世界各国・地域を対象に関心動向調査***を行いましたので、その結果をお知らせいたします。

*  AIO(AI最適化:AIO×SEO)[サービス概要:https://www.auncon.co.jp/solutions/aio/
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*** 今回の調査における各検索キーワードのランキングは、2025年1月~2025年12月までのGoogleキーワードプランナーによる推定検索数を参考指標として集計したものです。


■登録の背景:世界経済への多大な影響
 島根県に位置する「石見銀山遺跡とその文化的景観」は、2007年にユネスコ世界遺産に登録されました。その評価は、単なる鉱山遺跡としてではなく、世界経済に影響を与えた産業システムと、自然と共生する持続可能な運営モデルにありました。

登録された主な理由は、主に以下の3点に集約されます。

1. 世界経済への多大な影響、「銀の島・日本」の象徴
 16世紀から17世紀初頭にかけて、銀の主力産地として、世界の銀産出量の約3分の1を占めていたとされています。

 石見の銀は、中国(明)やヨーロッパ諸国との貿易を支え、当時のヨーロッパの地図に「銀鉱山王国」と記されるほど、国際的に知られた存在でした。

 1533年に朝鮮半島から伝わった最新の精錬技術「灰吹法(はいふきほう)」をいち早く導入し、高品質な銀の大量生産に成功しました。これが日本各地の鉱山へ広がり、黄金時代を築くきっかけとなりました。

2. 銀生産の全貌がわかる「完全な遺構」
 銀を掘り出す「坑道(間歩)」だけでなく、精錬所、役所、労働者の住居、さらには銀を運び出した街道や港に至るまで、「採掘から出荷まで」のプロセスが一体となって保存されている点が、石見銀山の大きな特徴です。

3. 自然環境と共生した「文化的景観」
 大量の燃料を必要とする精錬工程においても、計画的に植林を行い、森林資源を枯渇させない持続可能な運営を行っていました。
 現在、遺跡が深い森に包まれている景観そのものが、「開発によって自然を破壊し尽くさなかった」証拠でもあります。この「自然と産業が調和した風景」が「文化的景観」として認められました。

逆転劇の登録エピソード*1
 実は、当初ユネスコの諮問機関(ICOMOS)は「世界的な影響力の証明が不十分」として、登録延期を勧告していました。しかし、日本政府と地元が追加資料で「いかに世界経済に貢献したか」を粘り強く訴えた結果、最終審査で一転して登録が決定するという背景もありました。
 考古学的な証拠:伝統的な手掘りによる採掘跡が良好な状態で残っており、当時の生産活動や生活様式を現代に生々しく伝えています。


■国別検索ランキング:トップ5の背景分析
 本調査では、世界32カ国・地域で「石見銀山遺跡とその文化的景観」に関連するキーワードを厳選し、国別に集計した検索数の結果となります。
調査の結果、検索上位5ヶ国は、アメリカ、インド、イタリア、ドイツ、イギリス、の順となりました。各国の検索背景には、単なる観光目的にとどまらない、教育・研究・持続可能性・産業史への関心が色濃く表れています。

 1位のアメリカでは、かつて世界の銀の約3分の1を生産したとされる石見銀山の歴史的経済価値が、歴史・経済教育の文脈で認知されています。また、環境と共生した「文化的景観」が、サステナブルな観光を重視する北米層の嗜好と合致していることが要因と考えられます。

 2位のインドでは、急速な経済成長を背景に、歴史的な産業技術やインフラへの関心が高まっています。石見銀山特有の「灰吹法(はいふきほう)」などの精錬技術や、複雑な地下坑道(間歩)の構造が、エンジニアリングや地質学に関心を持つ層から注目されており、教育・研究的な視点での検索が目立ちます。

 3位のイタリアでは、遺跡単体ではなく、周囲の町並みや自然が一体となった「文化的景観」が高く評価されています。特に大森地区の町並み保存や、古民家を活用した暮らしの在り方が、イタリア国内で推進される「アルベルゴ・ディフーゾ(分散型ホテル)」等のまちづくり概念と親和性が高く、観光地としての魅力が再発見されています。

 4位のドイツでは、鉱山史や地質学に対する国民的な関心が非常に高いのが特徴です。中世から近代に至る日本の採掘技術の変遷や、当時の労働者の生活様式を伝える archaeological evidence(考古学的証拠)が豊富に残っている点が、歴史愛好家や専門家層の検索意図に繋がっていると考えられます。

 5位のイギリスでは、大航海時代から産業革命に至るまでのグローバルな貿易史への関心が根強くあります。かつて「ソーマ銀(島根の銀)」として欧州まで流通し、東アジアの貿易秩序を支えた石見銀山の国際的な影響力が、大英帝国の歴史背景を持つユーザーにとって興味深いトピックとなっている様子が伺えます。


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■ 地域別動向:欧米豪で2025年12月に検索数が急増
 地域別では欧米豪からの検索が全体の半数を占めています。特に2025年12月に検索数が大幅に増加しました。これは、年末年始の休暇に向けた「長期滞在型リサーチ」が活発化したことに加え、欧米の主要旅行メディアが「2026年に行くべき穴場スポット」として日本の地方文化遺産を特集した影響があると推測されます。


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 本レポートの完全版を、アウンコンサルティングウェブサイトに掲載しています。
 ぜひご覧ください。


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■調査概要
【調査主旨】
石見銀山とその文化的景観(世界文化遺産)に関する検索動向調査


【調査要綱】
・対象国・地域:OECD加盟主要国を中心にアウンコンサルティングにて抽出した世界32カ国・地域
 - 北欧4カ国:フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク
 - 湾岸協力会議(GCC)6カ国:サウジアラビア、クウェート、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)、オマーン
・対象キーワード:アウンコンサルティングが石見銀山関連の主要キーワード
・調査対象時期:2025年1月~2025年12月
・分析項目:国・地域別の検索ボリュームおよびランキング
・調査方法:Googleキーワードプランナーを用いた国・地域別の検索データ集計、関係機関による統計・報道資料を基にアウンコンサルティングが独自分析

【出典】
*1 いも代官ミュージアム(石見銀山資料館)
https://igmuseum.jp/blog/564/




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