雨の少ない状態が続き、ダムの貯水率が低下し続けています。
こうした中、まとまった水を使う店では死活問題ともなりかねない状況に気をもんでいます。
福岡県朝倉市に位置する筑後川水系の小石原川ダム。
「みずほPayPayドーム」23個分の貯水能力があり、県南部地域の水道水のほか、周辺の2つのダムと連携運用して福岡市などヘ水を供給しています。
このダムでは、今、記録的な少雨の影響で貯水率が低下しています。
◆小石原川ダム管理所 前田俊郎 所長
「ダム満水時は、草が生えているところと土が見えるところの境界まで水がある。いまはそこから約35メートル水位が下がっている状況」
むき出しになった、ダムの底。
県内主要21ダムの平均貯水率は24日時点で36.6%となっていて、40%を切るのは2019年6月以来だということです。
記録的な貯水率の低下をうけ、県内14の市や町では水道の水圧を下げる「減圧給水」を実施しています。
そうした中、24日に取材班が向かったのは福岡県糸島市の美容院です。
糸島市でも2日から減圧給水が続いています。
Q.水の勢いはいかがですか?
◆fika hair shop 櫻井俊一郎 代表
「水の出が少し弱くなっているような感じはありますね」
この美容院では毎日、シャンプーやカラーリングの際に大量の湯を使い、店を営業するのに水は不可欠です。
◆fika hair shop 櫻井俊一郎代表
「(水は)なくてはならないものですね。ないと難しいですよね、営業自体が」
県は2月10日、水不足に対応するため渇水対策本部を設置。
このままダムの水位が低下を続ければ、最悪の場合、断水も視野に入ってくるため代表はそうならないように毎日祈るような気持ちでいるといいます。
◆fika hair shop 櫻井俊一郎 代表
「本当に死活問題です。カラーやパーマの客の比率が高い店で、そういったメニューがないとなると、お店の売り上げにはかなり関わる部分になるので、そうなれば生活は困るかなと。ちょっと(お客の髪に)癖を感じるということは、もしかしたら雨が降るかもしれない」
そして24日、県内で降り始めた雨。
25日にかけてまとまった雨となる見通しで、ダム貯水率改善の兆しとなるのか期待されます。