2月22日午後1時20分ごろ、北海道新ひだか町の陸上自衛隊静内駐屯地に隣接する静内対空射撃場で、陸上自衛隊高射学校が実施していた対空射撃訓練中に、無人標的機が訓練区域外の洋上に着水しました。けが人や外部への被害は確認されていません。
陸上自衛隊下志津駐屯地広報室によりますと、千葉県に所在する高射学校が教育の一環として、無人標的機「Banshee(バンシー)40」を飛行させ、陸上から実弾による対空射撃訓練を行っていました。
突風により標的機が射界外に飛行する恐れがあったため、緊急停止手順に従い落下用パラシュートを作動させ洋上に着水させましたが、強風の影響で訓練区域外の洋上に着水したということです。
着水した「バンシー40」は、全長約2.8メートル、全幅約2.5メートルの“大きなラジコン”の様な機体形状をしているということです。
標的機が着水したのは、静内対空射撃場西側から約1.5キロの洋上で、その後、パラシュートなどの構成品も含めてすべて回収されました。
これまでに、けが人や外部への被害は確認されていません。
陸上自衛隊は、今回の着水に関して原因を詳しく調査しています。
静内対空射撃場は、国内で唯一、標的機を目標に行う実弾を使った対空射撃が可能な演習場で、当時、対空射撃訓練には高射学校の生徒約80人が参加していたということです。