唐津市を流れる玉島川で春の訪れを告げるシロウオ漁のシーズンを迎え、今年も伝統的な仕掛け「簗」が設置されました。
「玉島川しろうおの会」のメンバー5人が唐津市浜玉町の玉島川に設置したのは春の味覚「シロウオ」を捕獲するための伝統的な仕掛け「簗」です。
竹とすだれを組み合わせた板状の仕掛けを川下から見てハの字型に設置しその先のかごで捕らえます。
「シロウオ」は体長5センチほどのハゼ科の魚で、水温が上がる春先から産卵のため海から川へさかのぼる性質に合わせて毎年この時期に漁が行われています。
昔ながらの伝統的な簗(やな)はこの1カ所だけで、そのほか7カ所では移動が可能な簡易的な仕掛けを設置します。
【玉島川しろうおの会 坂本智さん】
「昔からしていたシロウオ漁の伝統の一つを引き継いでいく。また自分も後輩に残していく。だから1つの簗だけはこの作り方を後輩に伝えていかなければならないのでやっている」
玉島川でのシロウオ漁は今月下旬ごろから4月中旬まで潮の満ち引きに合わせ一日に数回行われ、今シーズンは250キロから300キロの漁獲量が見込まれています。