プロゴルフの国内ツアーで最多の94勝を挙げた尾崎将司さんが、S字結腸がんで23日に亡くなった事がわかった。78歳だった。

ゴルフ界のレジェンドの突然の訃報に、SNS上では、「早すぎる」「圧倒的な存在感は忘れません」「プロゴルフの象徴 この頃の男子ゴルフは見ていて本当に面白かった」など、追悼コメントが続々と寄せられている。

全盛期には圧倒的な強さで次々にトーナメントで優勝していた尾崎さん。

テレビや現地でその姿を見ていた人からは、
「私が子供の頃は毎週ツアーで勝ってたイメージで、まわりのプロ達はみんな勝てなかった。 とにかく強くて上手くて」
「日曜の夕方必ずTVでゴルフをやってて興味もないからなんだか邪魔くさいと思ってたけど、ジャンボ尾崎のパワフルでミラクルなショットに興奮して『すごいっすごい‼︎』と独りごちてなんだか体温が上がったことを覚えている」
「ゴルフブームの立役者。みなジャンボのヘアースタイルを真似た時期もあった」
「あの圧倒的な存在感は忘れません」という声が寄せられた。

また名シーンを思い出す人も。

「ジャンボ尾崎さん世代で子供の頃は夢中で見ていた ゴルフ一家だったのでよく見に行きサインも貰ったし フジサンケイクラシックの有名なチップインバーディも現地で観ていてあの異様な盛り上がりが子供心に焼き付いた」。

あまりの人気ぶりに、「ジャンボ尾崎」の名を冠したげームソフトまで販売された事があり、「スーファミのジャンボ尾崎のホールインワン買ったことがあるなあ」「ゲームも出してくれて楽しかったよ。プロゴルファーと言ったらジャンボだった」と振り返る人もいた。

ゴルフ界への貢献も大きく、「お金持ちの遊びだった『ゴルフ』を一般に普及させた功労者だと思います」という指摘も。

尾崎さんは後進の育成にも力を入れていて、「女子プロにはジャンボのDNAを受け継ぐ人がいっぱい 安らかにおやすみください」との声も上がった。

プライムオンライン編集部
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