24日午後4時半過ぎ、日没と同時に点灯されたのは、東京を代表する表参道のイルミネーションです。

1.1kmにわたって約150本のケヤキが90万球の明かりでシャンパンゴールドに彩られる様子は、東京の冬の風物詩となっています。

見に来た人からは「他には(こんなイルミネーション)ない」「初めて来たけどすごくキレイで感動」「キラキラしていてキレイ。めっちゃいい」という声が聞かれました。

真冬の寒さとなった東京都心の正午の気温は6.2度と、冷たい雨のクリスマスイブとなりました。
クリスマスイブの日に東京で雨が降るのは10年ぶりです。

「マフラーがないと耐えられないぐらい寒い」「足の感覚がないくらい寒い。そんなに遅くならないうちに帰ろうかと、寒いので」と寒そうにしている人々の様子が見られました。

一方、屋内の表参道ヒルズでは、大階段に高さ約10メートルの光のクリスマスツリーが登場しました。

20分ごとに行われる特別演出では、音楽に合わせて光のリングが軽やかに躍り、輝きを放っていました。

家族3人で見に来ていた人からは「白くてキレイだった」「雨が降って寒いという話だったので、本当はクリスマスマーケットみたいな所に行こうかと思っていたが、(ツリーは)圧巻というか感動した」という声が聞かれました。

また、10年ぶりに来たという夫婦は「10年前はまだベビーカー押して、子どもたちがウロチョロするのを見ながらキレイねって言ってたが、今日はゆっくり2人で見られるので」と話していました。

横浜ランドマークタワーの巨大クリスマスツリー「Tom and Jerry MUSIC TREE」も屋内のためにぎわっており、訪れた人からは「雨だから、本当は赤レンガとか行きたかったんですけど。ちょっと残念だよね。でもきれいだよね」という声が聞かれました。

そして、兵庫・豊岡市で開催されたのは、城崎温泉に宿泊の観光客限定のクリスマスイベント「かにサンタ」です。

一番の目玉賞品である特産品の松葉ガニを見事に当てた人は「本当にもらえるんですか?」と驚いた様子でした。

25日のクリスマスも冷たい雨となりそうです。

FNN
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