埼玉・草加市で2024年10月に行われた健康診断の会場で、30代女性の体を不適切に触った疑いで、都内病院の元院長の男(79)が逮捕された。

男は「故意ではない」と否認しているが、同じ日に診察を受けた別の女性からも複数の相談が寄せられており、警察は余罪を詳しく調べている。
「体を触られた」健康診断で女性が被害訴え
埼玉・草加署で24日朝、カメラが捉えた男は、現役の医師で東京・府中市にある根岸病院元院長の松村英幸容疑者(79)だ。

松村容疑者は、カメラの方を向きながら、あくびをしているのか大きく口を開けている。

2024年10月、埼玉・草加市内で行われた健康診断の会場で診察に当たっていた松村容疑者は、「胸の音を聞きますよ」と言うと、30代の女性に聴診器を当て問診した。

その際、女性の体を触った疑いが持たれている。

それから約3カ月後に「問診を受けた際に体を触られた」と、女性が警察に被害を訴えたことから事件が発覚した。
別の女性からも被害相談…警察が余罪を追及
調べに対し松村容疑者は「健康診断で触れたかもしれないが故意ではない」と容疑を認めていない。

警察によると、同じ日に松村容疑者から健康診断を受けた他の女性からも複数の被害の相談を受けていて、余罪があるとみて調べを続けている。
(「イット!」6月24日放送より)
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