サウジアラビアで攻撃を受けて停止している原油輸送のパイプラインについて、復旧に3週間から5週間かかる見通しだとAP通信が報じました。
サウジアラビアの東西を結ぶおよそ1200キロのパイプラインは今月10日、無人機による攻撃を受けて損傷し、操業を停止しています。
AP通信によりますと、中東諸国の当局者は、主要なポンプ施設などが損傷していて、復旧には3週間から5週間かかる見通しだとしています。
このパイプラインは、ペルシャ湾側から紅海側に原油を運ぶ重要な輸送ルートで、1日最大700万バレルを輸送する能力があります。
イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖が続く中、サウジアラビアはこのパイプラインを使った紅海経由の原油輸出を強化してきました。
一方、イエメンのフーシ派も紅海の島々を新たに掌握するなどサウジアラビアへの圧力を強めていて、停止が長引けば、世界の原油供給が滞るおそれがあります。
