オランダを公式訪問中の天皇皇后両陛下は、アムステルダムで国賓としての最初の公式行事である歓迎式典に臨まれました。

式典の開始1時間前、両陛下が宿泊されている王宮の前にはすでに広い範囲で規制が敷かれ、国賓としてのお姿をひと目見ようと、多くの市民や観光客が集まっていました。

そして日本時間午後5時過ぎ、淡いラベンダーのネクタイ姿の陛下とリンクコーデの装いの皇后さまは、宿泊先の王宮からアムステルダムを象徴するダム広場に姿を見せ、国王夫妻と壇上に並ばれました。

大勢の人たちが見守る中、歓迎式典が行われ、陛下はウィレムアレクサンダー国王とともに儀仗隊の前を歩かれました。

そして、歓迎のために集まった日本人学校の子供たちに歩み寄り、声をかけられました。
陛下と皇后さまが通訳をされ、アレクサンダー国王の提案で、子供たちとともに記念撮影する予定外の展開も。

13日から国賓としてオランダを公式訪問されている両陛下。
14日夜にはサッカーワールドカップの日本対オランダ戦をアレクサンダー国王夫妻と一緒に観戦されました。

今回のご訪問では、到着から3日間は公式な行事などは入れず、両陛下は王室の別荘ヘット・アウデ・ロー城にご滞在。

実はこの城、20年前、両陛下が当時4歳だった愛子さまを伴って静養された思い出の場所。
お城でゆっくり過ごし、旧交を温められるようにという国王夫妻の配慮によるものです。

宮内庁によると、両陛下は城の周辺を散策し、愛子さまと立ち寄って遊んだ建物など、当時の場所を巡り、懐かしく思われたということです。

そして滞在4日目の日本時間16日夜、首都アムステルダムの王宮に移動された両陛下。

両陛下は出迎えた王室関係者と笑顔であいさつし、王宮前に集まった大勢の観光客などに笑顔で手を振られました。

両陛下を見た人からは「とてもとても感じのいい方々でした。本当に素晴らしい経験でした」といった声が聞かれました。

このあと両陛下は第2次世界大戦の犠牲者の慰霊碑を拝礼される予定です。