赤沢経済再生相は21日、アメリカとの関税交渉に向けて首都ワシントンに到着しました。
赤沢大臣は「来月1日までに何らかの合意を得たいという思いが日米双方にある」との見解を示しました。
赤沢経済再生相:
8月1日という期限を米側が設定をしているわけでありまして、それまでにですね、何らかの合意を得たいという思いは、私は日米双方にあるというふうに考えておりますので。
さらに、赤沢大臣は「日米間で合意できるような着地点を見つけるため、精力的に協議を続けていく」と述べました。
これに先立ちベッセント財務長官は21日、CNBCテレビに出演し、日本との関税交渉について、参議院選挙の結果は関係なくアメリカの国益を優先させる考えを示しました。
アメリカ・ベッセント財務長官:
我々の優先事項は、米国民にとって最良の合意を得ることだ。
また、ベッセント氏は「期限内の合意よりも、質の高い合意を結ぶことが重要」との認識を示しました。
赤沢大臣は滞在中、ベッセント財務長官らとの会談を模索しているとみられ、閣僚間で一致点を見いだせるのかが焦点です。