2月4日は高気圧に覆われ晴れ間ものぞきましたが新潟県各地で建物の倒壊などが相次いでいます。積雪の多い地域では業者などが屋根の雪下ろしなど急ピッチで作業を進めていますが、連日の大雪で対応が間に合わないのが現状のようです。

■積雪増加 県内で“建物の倒壊”相次ぐ

2日、長岡市で撮影された映像。大量の雪が積もった空き家がミシミシと音を立てていますが、次の瞬間…雪の重さに耐えられず、空き家は倒壊しました。

2日の長岡市の積雪は1m39cm。3日、現場を取材すると…

【記者リポート】
「建物の一部が上に残っているが、ほとんど歩道上に崩れている」

【近隣住民】
「またどっちに倒れるかが心配。あすから撤去作業が始まる」

さらに2日夜、同じ長岡市内の繁華街の防犯カメラが捉えたのはアーケードの屋根が崩れ落ちる瞬間です。屋根には、どれほど雪が積もっていたのでしょうか。

【記者リポート】
「周囲のアーケードの上を見ますと1mくらいの雪が積もっています」

【住民】
「屋根は雪に強いけど、けっこう積もっていたから耐えきれなかった」

幸いけが人はいませんでしたが、柏崎市では3日、雪の重みで倒壊した車庫の下敷きになった54歳の男性が死亡。上越市でも68歳の男性が住宅の下敷きになり死亡しています。

■除雪作業に追われる住民や業者「もうヘトヘト」

建物の倒壊による被害が相次ぐ中…

【記者リポート】
「小千谷市の商店街にはアーケードが設置されていますが、こちらのアーケードの上には2m近くの積雪があり、かなりの量の雪が降ったことがわかります」

2日に災害救助法が適用された小千谷市では、除雪作業などに追われる住民の姿が。

【住民】
「ここが駐車場の入口。万が一、車に落ちてしまうと危ないということなので雪庇を落としていた。これだけ長い期間降っているというのはあまり近年体感したことがなかった。みんな疲弊している。じいちゃん、もうヘトヘト」

そして、小千谷市でも…

【記者リポート】
「奥にある住宅、雪の重みでしょうか、屋根の形がカーブしていて真ん中が沈んでいるように見えます。こちらの建物では雪の重みで軒先が完全に崩れてしまっています」

雪の重みで建物に被害が。

【業者】
「低いところは自分たち(住民)で下せるけど、高いところは下せないということで」

業者も急ピッチで屋根の雪下ろしを行いますが、例年を大きく上回る依頼が入っていると言います。

【業者】
「通常は6~7件だが、今年はそれをはかるに超えてもう20件以上」

■上・中・下越の積雪多い地域 “雪崩”に注意を!

ただ、4日は高気圧に覆われ気温が上昇。

【藤森麻友アナウンサー】
「午前9時すぎの新潟市中央区。風は吹いていますが、3日と比べると肌を突き刺すような寒さは感じません」

【埼玉から来た人】
「もっと寒いと思い、4枚ぐらい服を着込んできたが、思ったより埼玉と変わらないか、少し寒いぐらい」

糸魚川市など5つの観測地点で最高気温が10℃を上回りました。

5日までは日中の気温が高い状態が続くため、新潟地方気象台が上・中・下越の積雪の多い地域では雪崩に注意を呼びかけています。

NST新潟総合テレビ
NST新潟総合テレビ

新潟の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。