衆院選、各選挙区ごとの候補者の訴えを伝えるシリーズ「候補者駆ける」。
2回目はご覧の3人が立候補する鹿児島2区です。
「勝つぞー!勝つぞー!」
参政党・新人の高橋徳美さん。
徳之島出身。
36年前に母親が織ってくれたという大島紬をまとって出陣式に臨んだ。
参政・新 高橋徳美候補(56)
「参政党がこれからの日本を変える唯一の政党だと思っている。私の強みは元気、パワーがあること。パワーと行動力で何とか小選挙区、参政党で勝ち抜きたい」
公示翌日の早朝。
参政党のイメージカラーであるだいだい色の自転車に乗った高橋さんが事務所に到着した。
事務所開き以来続けている自転車通いによって、問題のある道路を見つけたこともあるという。
高橋徳美候補
「陥没したところとかも発見してるんですよ。現場に行って調べてもらったら、下が空洞で。自分の足で稼ぐというか、本当に見ることが大事」
生まれも育ちも徳之島だが、2025年までは夫の勤務地である横浜市に住み、市議会議員を4期務めた。
政治家としての経験と実績を強調し、「即戦力」とアピールする。
高橋徳美候補
「地盤、看板、鞄、何もない中で14年間議員として活動した。そして、いろんなことを実現した。その実現できたことを今度は鹿児島、谷山の皆様ためにお役に立ちたい、今まで培った経験や知恵を皆様のために使いたい」
「ガンバロー!ガンバロー!」
共産党・新人の松崎真琴さん。
出陣式では安保法制廃止や反原発を訴え、他の政党との違いを強調した。
共産・新 松崎真琴候補(67)
「新しい政党ができたが、中身を見れば、『安保法制は合憲』『原発再稼働は容認』と、高市政権と対決する姿勢は見えない。今の暮らしの厳しさ、大変さを解決していくためには、高市政権と正面から対決して頑張る日本共産党が大事」
今回が5回目の国政挑戦となる松崎さんだが、2025年の参院選では野党共闘のため、公示前に出馬を取りやめた経緯があった。
松崎真琴候補
「(去年の参院選は)全国で自公が過半数割れしたので、鹿児島で果たした役割は大きいと、それは良かったと思ってるが、『松崎を応援したい』というたくさんの方がいらっしゃるので、そこは申し訳ないなという気持ちがあった。『松崎真琴』と書いてもらえる、今度はそれができる。そういう意味では、全力で頑張らないといけないなと思ってる」
選挙戦で、自身の考えを「候補者」として訴えられること。
その意味を噛み締めながら、松崎さんはマイクを握る。
松崎真琴候補
「軍事対軍事で平和が作れるでしょうか。膨れ上がった軍事費は、私たちの暮らしも福祉も教育も押しつぶしてしまいます。大軍拡推進勢力に負けるわけにはいきません」
「ガンバロー!ガンバロー!」
自民党・前職の三反園訓さん。
過去2回の衆院選は無所属での出馬だったが、今回初めて自民党公認候補として戦う。
自民・前2 三反園訓候補(67)
「これまでもずっと長年、自民党の会派に入って自民党と一緒になって国会活動を続けてきたので、またみんなで一枚岩となって政権与党として安定政権を作っていこうと」
公示翌日の早朝。
三反園さんは交通量の多い産業道路の交差点にいた。
三反園訓候補
「辻立ちをやってると、目と目が合ったりして、心と心で会話ができる。元気をもらっている。国民の思いに応えて政治をやらないといけないという思いに改めてなる」
痛みが目立つスニーカーは5年近く前から選挙の時に使っているもの。
三反園訓候補
「(この靴は)最初の選挙からずっと私の活動を支えてくれている。この靴を見ると自分がこれまでやってきたことを改めて感じられる。また頑張ろうという気持ちにもなる」
財務大臣政務官を務める三反園さん。
「高市政権が掲げる経済政策は、安定政権を作ることで実現できる」と訴える。
三反園訓候補
「高市政権において、様々な物価対策も今やってる最中。2年間に限り食料品(の消費税)をゼロにしようとか、様々な対策を今打ち出そうとしているので、財務大臣政務官として引き続き皆様方とともに一緒になってやっていこうと思っております」
横浜市議という確かな実績を携えてUターン、出馬した参政党・高橋さん。
変わらない主張・政策で他の政党との違いを訴える共産党・松崎さん。
晴れて与党の公認を得て、安定政権構築を呼びかける自民党・三反園さん。
鹿児島2区は三者三様の戦いとなっている。
このシリーズ、次回は中道改革連合、前職と自民、元職との一騎打ちとなっている鹿児島3区です。
またKTSではホームページに衆院選の特設サイトを開設しています。
各候補の出陣式での第一声のノーカット映像やこれまでに放送した衆院選関連のニュースを掲載しています。
ぜひごらんください。