路線バスの再編を進めている岡山市は、市内のバス事業者が2025年に認可申請した新しい路線について、「再編計画の維持が困難になる」として、国に意見書を提出することを決めました。

(岡山市担当者)
「新設された場合、実施計画の維持が困難になることで、公衆の利便性が著しく阻害される可能性があると言わざるを得ない。」

2月3日に開かれた協議会で示されたもので、岡山市は近く、国に意見書を提出するということです。路線バスを運行する岡山市の宇野自動車は、「路面電車が満員で生徒らが乗車できない場合がある」として、2025年10月、国に対して岡山駅と岡山市中区の岡山東商業高校、岡山大学附属小・中学校などを結ぶ新しい路線の認可申請を行いました。

市は、2025年度から本格的に路線バスの再編を進めていて、新設しなくても路面電車の増便やダイヤ改正で課題に対応できるとして、国に意見書を提出する手続きを行うことを決めました。

一方、協議会では宇野自動車が「今後、利便性を重視した新設が難しくなる。市の判断は不当だ」と発言したほか、「利用者の選択肢が増えて喜ばしい」といった意見も出ました。

(岡山市 大森雅夫市長)
「やり方で少し齟齬が出ているが、十分話し合い、われわれも入って、調整しながら全体の足を確保していくことだけは忘れないようにしたい。」

国は、岡山市の意見書などを参考に、新路線について認可の判断を行うということです。

岡山放送
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