総務省消防庁によりますと、1月20日以降、大雪の影響での死者は全国で30人にのぼっています。
この数を詳しく見てみると、大雪で亡くなった方は北海道で3人、青森県で4人、岩手県で1人、そして新潟県で12人などとなっています。
最も被害の大きかった新潟県での亡くなった理由を見ていくと、最も多いのが「何らかの急病」ということで6人、2番目に多いのが「転落」で3人、あとは2人の方が「水路に流される」などして亡くなったということなんです。
現地の様子を見ていきたいと思います。
4人が亡くなった青森県の様子ですが、3日午前7時半ごろの青森市内です。
この道路は通学路で、本来であれば歩道もあるんですが、大雪の影響で歩道も覆われてしまっています。
そのため、通勤・通学する人は車に気を付けながら道路を歩くしかない状態になっているわけです。
そして、歩道の横を見てみると木の上、それからバス停の屋根などにも大量の雪が積もっています。
街の至る所に「落雪注意」の貼り紙も貼られているということです。
さらに、雪を解かす融雪装置の不具合で通行止めになっている歩道橋もあり、かなり雪が積もっているのが分かります。
日本海側では青森県を中心に平年の2倍を超える積雪となっていまして、青森市では平年の約2.6倍の1m78cmの積雪を観測しているということです。
青井実キャスター:
青森市3倍近くということですが、小山内さん青森市出身でいらっしゃいますが心配ですよね。
小山内鈴奈キャスター:
家族から「困っている」という連絡がいつもより多くて、あとは道路が渋滞とか事故でひどい状態になっているというのは聞きますね。
宮司愛海キャスター:
雪に慣れている地域でも、戸惑いの声が上がっているわけですよね。そして、さらに判明した事故もあります。
新潟県の柏崎市で3日午前6時ごろ、近所の家が雪で倒壊していると通報がありました。
警察が駆け付けたところ、住宅の車庫が倒壊していたということです。
中で54歳の男性が下敷きで倒れているのが発見され、救急搬送されましたが意識不明の重体だということです。
そして、福井・敦賀市で2日午後、1人暮らしの70代の女性が自宅前で雪に埋もれて亡くなりました。
女性が埋もれた真上の屋根の雪がなくなっていたことから、警察は女性が除雪作業中に落雪に巻き込まれた可能性があるとみています。
青井実キャスター:
家の倒壊もありますし、除雪中に特に高齢者の方、注意が必要ですね。
SPキャスター 山口真由氏:
大雪の雪害プラス過疎化、高齢化の問題もあると思うんですよね。除雪が難しい高齢者世帯に対しては国も補助金を出しています。ただ、申請がそもそも1割を切るんですよ。なぜかというと、除雪業者が道路に手いっぱいで住宅まで回ってこないので、国交省とかも除雪ドローンの実験などに本腰を入れていますが、技術で解決される部分もあるとは思いますが雪害、雪の深いコミュニティーをどう維持していくかが問題になってきそうですね。
宮司愛海キャスター:
こんな中で除雪作業をされることが多いと思うんですが、その中で事故が多く発生しています。
こういったことを受けて政府は、雪下ろしや雪かきを行う際には水路や流雪溝への転落に注意すること、そして複数人で安全に留意して雪かきを行うこと、さらにヘルメットや命綱の着用などの安全対策の徹底を呼び掛けています。
青井実キャスター:
いつまで警戒が必要だということなんでしょうか。
宮司愛海キャスター:
まだ引き続き警戒が必要なんです。フジテレビ気象センターによりますと、東北から三陸まで今週中、ドカ雪というよりも断続的に雪が降ります。屋根からの落雪、それから雪崩にも注意が引き続き必要になります。ただ週末、特に8日の日曜日は赤くなっていますが、再び強い寒気がやってきます。北陸、近畿、山陰でドカ雪が降る可能性があるので、重々警戒していただきたいと思います。