衆院選の選挙運動期間も後半に入りました。
ここからは静岡県内選挙区の中盤情勢について、県政キャップの福島記者とお伝えします。
本谷育美アナウンサー:
FNNでは1月31日、2月1日の2日間、衆議院議員選挙について電話調査を実施し、全国289選挙区の有権者、あわせて16万2000人以上が回答しました。
県内では前回の衆院選で自民党が4つ、立憲民主党が3つ、国民民主党が1つ、小選挙区での議席を獲得しましたが今回の情勢は?
福島流星 記者:
情勢調査に、これまでの取材内容を加味すると、今回も自民党候補が優勢とみられているのが、静岡市葵区と駿河区を選挙区とする静岡1区、志太・榛原地区を選挙区とし、与野党一騎打ちとなっている静岡2区、富士市や三島市などを選挙区とし、3人が立候補している静岡5区、そして、浜松市浜名区と天竜区などを選挙区とする静岡7区です。
この4区は、いずれも自民党候補が独走状態に入っています。
本谷育美アナウンサー:
それでは、その他の選挙区をみていきましょう。
まずは、前回選は保守分裂となる中、立憲の小山さんが制した静岡3区は?
福島流星 記者:
こちらは自民党の山本さんと中道改革連合の小山さんによる熾烈な接戦となっています。
山本さんは自民党支持層の8割を固めたほか、国民民主党支持層の3割余りに食い込んでいる一方、小山さんは中道改革連合を支持する人の9割を固めました。
参政党の中橋さんと共産党の竹村さんは支持が広がっていません。
本谷育美アナウンサー:
次に前回選では国民民主党の田中さんが自民党の深澤さんとの一騎打ちを制した静岡4区は?
福島流星 記者:
こちらは先行する自民党の深澤さんを国民民主党の田中さんが追う展開です。
深澤さんは自民党支持層の8割を固めたほか、参政党支持層の4割近くに食い込んでいます。
対する田中さんは国民民主党支持層の8割、中道改革連合支持層の5割近くに加え、自民党と連立を組む維新支持層の4割から支持を集めています。
れいわ新選組の鈴木さんと参政党の高田さんは伸びを欠いています。
本谷育美アナウンサー:
続いて過去3回連続で5000票差以内での決着と、毎回激戦となる静岡6区はどうでしょうか?
福島流星 記者:
前々回は初めて小選挙区を制しながら、前回選では比例に甘んじた自民党の勝俣さんがやや先行しています。
勝俣さんは自民党支持層の8割余りを固めた上、連立を組む日本維新の会、さらには国民民主党、それに参政党支持層からの支持において中道改革連合の渡辺さんを上回っています。
渡辺さんは中道改革連合支持層の9割の支持に加え、支持する政党がない、いわゆる無党派層の4割余りにも浸透していて、さらなる拡大を目指しています。
参政党の輦止さんは所属政党の支持層からの支持も5割に届いておらず、厳しい戦いを強いられています。
本谷育美アナウンサー:
最後に前回選では投票が締め切られると同時に報道各社が中道改革連合の源馬さんに当選確実の一報を出した静岡8区です。
福島流星 記者:
前回は源馬さんに4万5000票以上の差をつけられ惨敗した自民党の稲葉さんですが、今回は先行する形で選挙戦後半に入りました。
自民党支持層の8割近くを固めているほか、特筆すべきは国民民主党支持層の5割近くに浸透し、源馬さんを大きく引き離している点です。
対する源馬さんは中道改革連合支持層の9割以上に加えて、無党派層からの支持も5割近くに達しています。
参政党の神田さんと共産党の村田さんは大きく出遅れています。
ただ、今回の調査では投票先を「決めていない」「わからない」と答えた人が1~2割程度いることから、終盤戦にかけて情勢が変わる可能性があります
本谷育美アナウンサー:
今回の衆院選は異例の短期決戦となる中、すでに各地で期日前投票が始まっていますが状況は?
福島流星 記者:
県選挙管理員会によりますと、2月1日までに期日前投票を済ませた有権者は県内で13万5000人余りと前回選の同じ時期より1割下回っています。
ただ、今回は衆議院の解散から公示までの期間が短く、投票所入場券の発送が間に合わなかったことや最高裁判所裁判官の国民審査の投票が始まったのは2月1日からということで出足の遅れにつながっていると見られます
本谷育美アナウンサー:
前回選は県全体の投票率が55.59%だった中、今回はどうなるのか?
政権選択選挙とも言われる衆院選の投開票は、今週日曜日2月8日に迫っています。
ここまで県政キャップの福島記者とお伝えしました