テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが天気の豆知識を解説するコーナー。今回は、「スギ花粉400℃の法則」についてお伝えします。
昔ながらの知恵「スギ花粉400℃の法則」
1月29日の宮崎県内は、沿岸部を中心に最高気温が12℃前後となり、風も強く寒さを感じる一日となりました。しかし、この「気温」の積み重ねが、花粉症の方にとっては見逃せないサインとなります。今回、古山予報士が紹介したのは、「スギ花粉400℃の法則」です。

これは、「元日(1月1日)からの毎日の最高気温を合計し、その積算温度が400℃に達すると、スギ花粉の本格的な飛散が始まる」という経験則です。
現在のようにコンピューターによる複雑なシミュレーションができなかった時代、先人たちが「なんとかして花粉の飛散タイミングを知りたい」という思いから生み出した、気象の知恵とも言える法則です。
驚くべきことに、宮崎県内では1月28日の時点で、すでにこの積算温度が400℃を超えてしまいました。28日間の平均が14℃を超えていたということです。

古山予報士は「スギ花粉発射準備OK」という自作のイラストで、すでに花粉が飛び出す段階に入っていることを強調しました。実際に、ウェザーニュースのアンケートでは、1月29日の時点で約3割の方が何らかの症状を感じ始めているという結果も出ています。

今後の気温変化を見ると、2月3日(火)にかけては真冬並みの寒さが続く見込みですが、2月4日(水)以降は、花粉飛散の目安とされる「最高気温15℃」のラインを超えてくる予想です。

花粉シーズンは2月中旬から4月中旬まで続き、ピークはスギ花粉が3月上旬、ヒノキ花粉が 3月下旬となりそうです。花粉飛散量は、前年比で83%、平年比では105%と予想されています。
花粉症対策は「先手必勝」
「まだピークまで1ヶ月ある」と安心するのは禁物です。古山予報士は、症状を軽く抑えるための重要なポイントを解説しました。

花粉が飛び始めてからピークに至るまで、症状はどんどん悪化していきます。しかし、池袋ながとも耳鼻咽喉科によると、「早めに薬を飲み始める」ことで、発症を遅らせたり、症状を軽くしたりできるということです。
ここで古山予報士が、「児玉さん、花粉症対策、始めるならいつですか?」と質問すると、児玉アナは少し躊躇しながらも「今でしょ!」とお馴染みのフレーズで応じました。どちらかというと「言わされた感」が満載でしたが、まさに今が、花粉症対策を始める絶好のタイミングと言えそうです。
(テレビ宮崎)
