アメリカ・ミネソタ州で移民当局により市民2人が射殺された事件を受け、全米各地で一斉に抗議デモが行われました。

ミネソタ州で1月、連邦職員が移民の取り締まりに抗議する市民2人を射殺した事件を受け、30日、ICE=移民税関捜査局の解体を訴えるデモが行われました。

主催者によりますと、デモは全米46州の250カ所以上で予定されていたということです。

マンハッタンでは、学生や家族連れなどが「ICEはいらない」と叫びながら行進しました。

ミネソタ出身の女性は「(ICEが)こっち来た時に備えたい。ミネソタがやっていることは効果があり、私も加わりたい」と話しました。

ロサンゼルスでは、治安部隊が催涙ガスなどを使用し、取材していたCNNの記者にゴム弾とみられる弾が当たる事態も起きました。

こうした中、ニューヨーク・タイムズは不法移民が逃亡する恐れがあるだけでICEが「令状なしに逮捕できる」よう運用のルールを拡大したと報じていて、さらなる強硬策への危機感が高まっています。