鶴岡市の致道博物館では、多層民家のかやぶき屋根の虫をいろりの煙で駆除する「いぶりだし」作業が行われている。

豪雪地帯として知られる鶴岡市田麦俣に、200年以上前に建てられたかやぶき屋根の多層民家「旧渋谷家」。
1965年(昭和40)に鶴岡市の致道博物館に移築され、現在は国指定の重要文化財にもなっている。

毎年この時期に行われるいぶりだしは、冬の風物詩。
家の中にいろりの煙を充満させて、かやぶき屋根などに潜む害虫を駆除するもので、柱などにすすがつくことで木が腐ることを防ぐ効果もあるという。

委託を受けた女性2人が家のすみずみまで煙が行き届くように気を配りながら、竹やスギ・サクラの木などをくべていく。

(担当者)
「大事な建物ですので、たくさんいぶして害虫などから守るため、維持保存のために火に気をつけてたくさんいぶせるように頑張っている」

いぶりだしの作業は毎週日曜日の午前中に行われ、3月1日まで続けられる。

さくらんぼテレビ
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