27日に公示された衆議院議員選挙、29日は熊本2区と3区の序盤戦の動きについてお伝えします。いずれも前職に新人2人が挑む三つどもえの戦いです。

熊本2区は熊本市西区、南区の全域と荒尾市、玉名郡市が選挙区で、ご覧の3人が立候補しています。

元・熊本市議で共産党・新人の益田牧子さんは、熊本市南区で第一声を上げました。共産党熊本県委員会に所属する熊本市議や支援者など、およそ100人が集まる中、党が掲げる消費税の『一律5%』への減税を訴えました。

【共産・新 益田牧子候補(75)】「ぼろもうけをしている大企業や株で儲かる大資産家に元通りに税金を払ってもらえば、日本共産党が提案する消費税5%の減税はすぐにでも実現できる」

30日は党本部の小池晃書記局長が応援演説に訪れる予定で、益田さんは共産党の政策の浸透を目指します。

【共産・新益田牧子候補(75)】「(中盤戦以降)争点がますます鮮明になってくる。共産党が果たすべき役割を訴え抜いていきたい」

【自民・前 西野太亮候補(47)】「円安を是正するためには世界に通用する商品・サービス・財、これをいま一度、日本が作る。日本が生み出す。その中の一つが当然、半導体であり、熊本・有明海にある造船。こういった分野にしっかり投資し、潜在能力を引き出していく。日本経済をいま一度、世界のてっぺんに」

3回目の当選を目指す自民党・前職の西野太亮さんは、熊本市南区のアクアドームで出陣式を行いました。出陣式に集まった自民党県連に所属する県議や熊本市議、支援団体などおよそ1000人を前に、西野さんは半導体や造船などへの『積極財政』を訴えました。

また、熊本市南区の川口漁協で遊説を行った西野さん。スマート漁業やブランド化など、『稼げる一次産業』を訴え、地域の課題などについても取り組む姿勢です。

【自民・前西野太亮候補(47)】「地域の要望を国に届けることができるのは、熊本2区では『私しかいない』という自負や気概を持って頑張っていきたい」

自営業で参政党・新人の前田(まえだ)智徳(とものり)さんは、熊本市西区にあるJR上熊本駅前での第一声で主に教育政策について訴えました。

【参政・新前田智徳候補(47)】「日本人が自分自身に誇りを持ち前を向いて明るい未来を夢見て生きていけるそういう教育を訴えたい」

また、29日は熊本市西区にあるJR熊本駅で、参政党本部の神谷宗幣代表が応援に入り、およそ550人が集まりました。

【参政党 神谷宗幣代表】「日本を立て直すには教育からしかない。先人たちがなぜ戦い、どうやって地域をつくり、どんな思いの上にいま我々がいるのか。そういったことを子どもたちに教え、「次は君たちの番だ」と「熊本を、九州を発展させろ、日本を強い国にするんだ」と」

神谷代表はこれまで同様、熊本県を衆院選の『重点地区』と位置づけ、情勢を見ながら期間中に再度、熊本を訪れたい考えを示しました。

熊本3区は山鹿市、合志市、菊池郡市、阿蘇郡市、上益城郡が選挙区でご覧の3人が立候補しています。地元・大津町の神社で必勝祈願して選挙戦をスタートさせた自民党・前職の坂本哲志さん。

出陣式では党所属の参議院議員や県議、市町村長や各種団体などおよそ1000人が集まる中、「21年間の経験を活かし熊本3区から日本を発展させる」と第一声を上げました。

【自民・前 坂本哲志候補(75)】「熊本3区を『産業の拠点』にしていく。熊本市は『ビジネスの経済圏』、3区は『産業の経済圏』、ここから日本の産業がさらに活性化していく。こういうことにつながる。これが私の構想。これを何としてでも実現したい」

前の石破政権で党の国対委委員長を務め、『少数与党』として奔走した経験や、農林水産大臣などを歴任した実績をアピール。「世界情勢が激動する中、『安全保障』により力を入れ強い日本をつくる」と訴え、9回目の当選を狙います。

【自民・前 坂本哲志候補(75)】「主張をしっかりみなさんたちに訴えて審判を仰ぎたい」社民党・新人で党の県組織の副代表を務める橋村りかさんは前回に続き、2度目の衆院選出馬です。「いのちを大切にする政治」や「憲法と平和を守る」ことを軸に訴えを展開しています。

【社民・新 橋村りか候補(53)】「外国の方も含めて障がいのある人、高齢者、女性、子どもたち、若者。その全てが一人の人として守られる。いのちを諦めなくていい。そんな社会につなげていく。『橋村りか』、今回はそんな戦いだと思っている」きょうは西原村でラサール石井副党首とともにマイクを握りました。

【社民党 ラサール石井副党首】「戦争をする国にするのかしないのか、みなさんの暮らしを見つめている政府にするのかしないのか、その二択。分かりやすい。どうか『橋村りか』、そして社民党に力をください」

【社民・新橋村りか候補(53)】「平和と人権と自由と平等を守り続けていく、私が自信をもって大きな声で言えるのはまさにそこなので、しっかり伝えていきたい」

参政党の新人で社会福祉法人に勤める霍田和佳さんは菊陽町で出発式を行いました。「地方経済が衰退していることに危機感を感じ、国政への挑戦を決意した」と話します。

【参政・新 霍田和佳候補(39)】「私の訴える政策は『積極財政と減税によって地方衰退に歯止めをかける』、これをキャッチフレーズにしている。一次産業も非常に危機的な状況にあり地方経済が回らない。そのような状況を改善したい」

高市総理が解散総選挙に踏み切ったことについては「国民の信を問うタイミングではない」と指摘。「今の政治を検証すべき」として「政治について、ともに考えよう」と街頭で訴えています。

【参政・新 霍田和佳候補(39)】「政治家が何を言い、何をしてきたのか。それによって日本がどうなってきたのか検証しなければならない。そうしなければ同じことが繰り返される。有権者にはしっかり考えてもらい、国民のためにはどっちがいいのか、これを考えてもらう選挙にしたい」

テレビ熊本
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