冬型の気圧配置と上空に流れ込んだ強い寒気の影響で厳しい冷え込みとなった静岡県内。”カラカラ天気”が続き30年に1度の少雨といわれる中、野菜の生育にも影響が出ています。
高本圭市 記者:
けさの静岡市内は厚手の上着を着ていないとつらい寒さです。思わず体全身に力が入ります
1月29日朝の県内は、上空の寒気の影響で最低気温は川根本町で氷点下5.5℃、静岡で氷点下0.2℃など、ほとんどの地点で最も寒い時期を下回りました。
男性:
寒いね、たまらないね。手袋は中にカイロいれて、耳は寒くなるから覆って、そんな感じでやっていますよ
また、寒さとともに悩ましいのが、いま続いている”カラカラ天気”です。
女性:
保湿はちゃんとするようにしています。体調は大丈夫ですけど、乾燥が気になります
冬型の気圧配置になると太平洋側で続くのが乾燥した晴れの日です。
気象庁は東海地方などがこの期間として“30年に1度レベルの少雨”だと発表。
県内では1月に入り30の観測地点のうち23地点で降水量はゼロとなっています。
富士宮市のキャベツ畑。
いま、冬キャベツの収穫時期を迎えていますが…。
生産者・浅井国雄さん:
例年だとこちらのような大きさ・重さになりますが、今年は雨不足。水分がないので、この大きさのキャベツも畑の中に多くあります
収穫時期に合わせて3種類のキャベツを作っている生産者の浅井さん。
本来は25cm前後になり収穫できるはずのものが、小さいとまだ15cmほどと成長が遅いものが半分近くあるといいます。
当然、収穫にも影響が出て頭を悩ませています。
生産者・浅井国雄さん:
(収穫せずに)置いておけば少しずつ大きくはなりますが、大きくなるスピードが遅くて予定した収穫時期には間に合わない。大きい会社と契約しているので納期がある。納期が過ぎるとその会社は他の地区から入れなければいけない
こうした状況から出荷量も例年の1割ほど減少する可能性も。
気象庁によりますと、太平洋側ではこの先もしばらく”カラカラ天気”となる見込みですが、キャベツの収穫は3月半ばまで続く予定で“恵みの雨”を切望しています。
生産者・浅井国雄さん:
まだ畑に(収穫前のキャベツが)あるので、あと2回くらいしっかりとした雨が降る、それが願いです