衆院選挙に向けて愛媛県民が託す「一票への思い」。子育て世代の声を聞きました。双子を2組、4人の子どもを育てている愛媛の家族を取材しました。

突然やってきた大きなカメラに少し驚いた様子の双子の姉妹。7歳のいとちゃんとうたちゃんです。実はこの家族、双子はこの2人だけではありません。

妹のももちゃんと弟のはるたくん。こちらも3歳の双子。つまり…2組の双子がいる、愛媛のWツインズファミリーです。

母・美弥さん:
「(W双子と言うと)2度聞きされます、だいたい」

テレビ愛媛は以前も、この家族を取材。あれから3年。子どもたちはすっかり大きくなりました。この日、県内の金融機関に勤める父・涼平さん(36)は仕事がお休み。フリーのデザイナーとして働く母の美弥さん(34)とともに、子供たちの宿題を見たり、絵本を読んだり。夫婦で役割を分担しながら、育児に仕事にと目まぐるしい日々を送っています。そんな多忙な中での、今回の衆院選に母・美弥さんの本音は。

母・美弥さん:
「(衆院選について)知りたいなと思うけど、(育児と仕事で)“調べる余裕がない”というか、そっちに“手が回らない”から、知るところまで至らないというのが正直なところかと思います」

父・涼平さんは物価高対策に注目しています。

父・涼平さん:
「いま消費税のことが話題になっていると思うので、消費税を“減税”してもらえたら、ありがたいんですけど」

背景にあるのは物価高による家計への負担です。食料品や日用品にかかる費用は毎月10万円を超え、以前取材した3年前と比べると、子どもたちの成長も重なり、負担は3万円近く増えているといいます。

父・涼平さん:
「おむつも毎日使うのでこんな感じで、安いときに買いだめして置いているんですけど、気づいたらなくなっちゃてていう感じで」

母・美祢さん:
「1組目の(双子の)ときと、2組目でめっちゃ(価格が)上がっているんですよ。(おむつは)1000円くらいだったのが1500円とかになっているので」

4人の子どもたちの成長と共に、家計の負担はこれからさらに増えると考えています。

母・美祢さん:
「恐ろしいよね。食べ盛りやばいなっていう。みんな小学生とかになったら、唐揚げとかどんだけ作らないかんのやろっていうのが怖いよね」

街で取材すると、子育て世代などから同じような声が聞かれました。

20代飲食業:
「野菜とかも結構高くなってるので、もうちょっと値段を下げてほしいかなとは思います。離乳食とか作るにも野菜が高いけん、安い野菜を使っておかゆつくったりはしています」

30代パート:
「やっぱり物価高対策ってところが大きいと思うんですけれど、普段の買い物の中で、同じものを買っているつもりでも、お会計の時に全然違う金額になったりするのでそういう時に強く感じる」

一方、「物価高」に加えてこんな声も。

30代(0歳児の双子):
「保育園に入れるか入れないか点数で決まるところが、今休職中なので、ちょっと点数が低くて、というところですね。(投票するなら)子育てとか福祉とか、そちらに力を入れている方がいいかなと」

今回の衆院選、物価高対策として多くの政党が減税を掲げる一方で、課題に挙げられているのが財源です。県は食料品の消費税をゼロにした場合、愛媛県で年間250億円程度の減収になる見通しを示しています。愛媛のWツインズファミリーも児童手当や医療費の助成など、今ある「子育て支援」に影響が出ないのか、不安が残るといいます。

両親:
「(支援が)ないと辛くなる。それがなくなったらもうやっていけない。それやったら税金そのままの方がまだいい」

目の前の「物価高」対策も、子供たちの未来も、どちらも大切。限られた時間の中で、未来を見据えた一票を選ぼうとしています。

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テレビ愛媛
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