岩手県盛岡市は市内の2つの教育保育施設で、感染性胃腸炎の集団発生があったと1月28日に発表した。
2つの施設あわせて園児など45人が嘔吐や下痢などの症状を訴えているという。
盛岡市によると、1月19日に市内の教育保育施設(園児・職員100人以上)から複数の園児と職員に嘔吐や下痢などの症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果、1月15日から1月20日までに、園児15人と職員7人の計22人に嘔吐や下痢などの症状があったことがわかった。
糞便検査を実施した結果、症状のある7人からノロウイルスが検出された。
また別の施設(園児・職員150人以上)では、1月20日に複数の園児や職員に下痢などの症状があると保健所へ連絡。調査した結果、1月15日から1月21日までに、園児22人と職員1人の計23人に嘔吐や下痢などの症状があったことが確認された。
また、医療機関を受診した人のうち、2人がノロウイルスと診断されていたことが分かった。
2つの施設とも、症状のある人は回復傾向にあるという。
保健所の調査では、排泄処理後の消毒や手洗いに不十分な点などがあったと推察され、両施設に対し消毒や手洗いの徹底など二次感染予防対策について指導した。
いずれも給食を原因とする食中毒の可能性は低いと判断されている。
保健所は感染対策として、調理前や食事前には石けんで十分な手洗いを行うことや、嘔吐をした場合は、部屋の換気を十分に行いながら、マスクや使い捨て手袋等を用いて片付け、嘔吐した場所や使用した用具を塩素系漂白剤で消毒するなどを呼びかけている。
(岩手めんこいテレビ)