歴史的な大寒波に見舞われているアメリカ。
影響は広い範囲に及び、各地で被害が相次いでいます。

25日、大雪に見舞われたニューヨークのタイムズスクエア。
2日たった現地に取材班が向かったところ、「広場閉鎖」と書かれた看板があり、路面凍結のため、広場の一部は閉鎖されていました。

除雪作業は行われていたものの、道には多くの雪が残っていて、歩行者はシャーベット状になった道路を慎重に歩いていました。

ペンシルベニア州にあるフィラデルフィア美術館前。
映画「ロッキー」に登場する、通称“ロッキーステップ”といわれる階段では、積もった雪で子供たちがそり遊びを楽しんでいました。

ニューヨークのセントラルパークでも、一面に広がった雪の上で子供たちが雪遊びをしていました。

雪景色が広がるボストンでは、街中をスノーボードやスキーでさっそうと滑る人の姿がありました。
普段はなかなか見られない光景です。

一方で、大雪は各地にさまざまな被害ももたらしています。

吹雪で埋もれた車をシャベル1本で掘り出そうと悪戦苦闘する男性は、「もっと大きなシャベルがあれば良かったのに。たぶん2時間以上かかると思う。だって俺一人だし、雪が積もってるから…」と話していました。

大雪による被害は広い範囲に及んでいます。

テネシー州では、落下した高速道路の大型標識がトラックを直撃して道路が封鎖され、ワシントンでは大型バスが道路で立ち往生する事態となりました。

AP通信は、歴史的な大雪などによる死者が少なくとも42人に上ると伝えています。

加えて、テネシー州など一部地域では約40万戸で停電が続いています。

週末には再び寒波に見舞われる予報もあり、厳しい寒さから低体温症などによる死者が増える可能性も指摘されています。