年々増加している児童虐待を防ごうと、28日、児童相談所と警察が連携して家庭への立ち入り調査の流れを確認する、実践的な訓練が行われました。

【訓練】
「イチロウ君に会えていなくて。学校にも行っていないと聞いているので」
「まずはイチロウ君の安全確認をさせていただけないですか」
「なんで児相がそういうことをする必要がある?!」

鹿児島県姶良市の県警察学校で行われた訓練は、児童相談所と警察の連携強化が目的で約40人が参加しました。

児童の安否が確認できず調査に非協力的な家庭を訪問するという想定で行われ、家を訪ねた児相の職員らに対し、保護者に扮した警察官が強く抵抗する場面も。

「なに勝手にやっているわけ?!」
「出ていけよ!」

対応する職員は保護者がヒートアップしないよう冷静に会話を続けるなど、毅然とした態度で臨んでいました。

子ども家庭庁によりますと、2023年度の児童虐待相談件数は全国で約22万5500件、県内でも2655件といずれも過去最多となっています。

県警本部生活安全部・川畑健志郎 児童虐待対策官
「『おや』と思うようなことがあったり、子供が何かしらのSOSを発信していたら、疑いがある段階で良いので児童相談所、もしくは警察へ通報通告してほしい」

警察によりますと、今回の訓練のように緊急性が高く、児相の職員に警察官が同行した事案は2025年1年間に少なくとも4件あったということです。

鹿児島テレビ
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