大阪府吹田市の幼稚園に男が侵入した疑いで逮捕された事件。
職員を羽交い絞めにした男は「大麻を使用していた」という趣旨の話をしていることがわかりました。
【記者リポート】「いま捜査員が、侵入したとみられる場所を詳しく調べています」
28日、臨時休園となった吹田市の「関西大学幼稚園」。衝撃的な事件があったのは27日正午すぎのことでした。
幼稚園の職員は「不審者侵入。立てこもり」と通報。
それから6分後、駆け付けた警察官が目にしたのは、女性職員を羽交い絞めにしている男でした。
警察は建造物侵入の疑いで住居・職業不詳の自称・松本勇樹容疑者(34)を現行犯逮捕しました。
当時、園には100人ほどの園児や職員がいましたが、園児にケガはありませんでした。
松本容疑者は調べに対し、容疑を認め、こう供述していることが分かりました。
【自称・松本容疑者】「大麻を使用していた」
大麻の使用をほのめかした、松本容疑者。園内での行動が明らかになってきました。
【記者リポート】「幼稚園の入口などは施錠されていました。容疑者は、2メートルほどの垣根を乗り越えて侵入したとみられます」
警察によると、園庭で園児らが遊んでいる中、男が植え込みから侵入。男がぶつぶつと何かを言っていたことから、職員が「不審者」だと気が付き、園児を建物内に避難させました。
そして、男は図書室に逃げ込もうとした園児3人と、50代の女性職員のもとに向かいました。
男は女性職員を追いかけ、図書室の入口で突き飛ばしました。園児3人は別の職員が避難させて無事だったということです。
その後、図書室で女性職員を羽交い締めにしていたところ、駆けつけた警察官が松本容疑者を逮捕しました。逮捕の際、松本容疑者は暴れていたということです。
事件から一夜明け、保護者からは…
【園児の保護者】「避難訓練の延長じゃないが、ちゃんと隔離されたと聞いている。子どもたちが全員無事と聞けて、ほっとしている」
警察は、松本容疑者の大麻の使用に関する供述の裏付けを慎重に進めるとともに、詳しい動機を捜査しています。