プレスリリース配信元:一般社団法人メディカルフィット
抗インフルエンザ薬の予防投与を「詳しく知らない」人は約7割

受験生家庭の約4人に1人が「睡眠不足」にヒヤリ-インフルエンザに関する意識調査
1月~3月は受験シーズン。受験生本人はもちろん、ご家族にとっても「体調を崩せない」緊張感が続く時期です。
一方でこの時期はインフルエンザが流行しやすく、学校や塾などを通じて感染が広がる可能性も高まります。
こうした状況を受けてフィットクリニック(所在地:東京都渋谷区、院長:服部圭太)では、【2023年以降に家族に受験生がいた方・現在いる方・2023年以降の受験生本人】を対象に、受験期のインフルエンザに対する不安や家庭内での対策、抗インフルエンザ薬の予防投与に関する認知などについて、意識調査を実施しました。
アンケート結果まとめ
・後悔した・ヒヤリとしたことは約4人に1人が「睡眠不足が続いた」
・抗インフルエンザ薬の予防投与は詳しく知らない人が約7割
・実際に予防投与した人は13.5%
・「感染対策はできる範囲で無理なく続けることが一番」とのアドバイスが多数
受験期のインフルエンザ予防として実施したこと

受験生(本人)や家族が受験期のインフルエンザ予防として実施したこと
受験期のインフルエンザ予防として実施したことを尋ねたところ、「手洗い・うがい(92.0%)」「マスク着用(87.0%)」が特に多く、次いで「予防接種(51.5%)」「食事・栄養に気をつける(51.0%)」が続きました。
この結果から、受験生家庭の対策は「手洗い・マスク」といった基本行動を軸に、ワクチンや生活習慣の改善を組み合わせる形が主流であることがわかります。
受験期に「後悔したこと/ヒヤリとしたこと」

受験期に「後悔したこと/ヒヤリとしたこと」
受験期に「後悔したこと/ヒヤリとしたこと」を尋ねたところ、最多は「特にない(38.5%)」で、次いで「睡眠不足が続いた(22.5%)」「家族が感染した(17.0%)」が続きました。
この結果から、受験期を大きなトラブルなく乗り切れた層が一定数いることがわかります。
一方でヒヤリの内容を見ると、感染そのものだけでなく、睡眠不足など生活リズムの乱れによるコンディション低下も目立ちました。
受験期は感染対策に加えて、休養を確保するなど日々の体調管理まで含めた備えが重要だと言えます。
抗インフルエンザ薬の予防投与をよく知らない層は約7割

抗インフルエンザ薬の予防投与は知っていたか
抗インフルエンザ薬の予防投与について認知を尋ねたところ、「聞いたことはあるが詳しくは知らない(41.0%)」と「知らなかった(28.5%)」を合わせて、69.5%(約7割)が“詳しく知らない”層となりました。
この結果から、受験期の感染対策として「予防投与」という選択肢はまだ十分に浸透しておらず、必要性を感じてもそもそも情報に触れていない/理解できていない家庭が多いことがうかがえます。
抗インフルエンザ薬の予防投与を実施した人は13.5%

受験生本人は抗インフルエンザ薬の予防投与をしたか
受験期に受験生本人が予防投与を行ったか尋ねたところ、最多は「投与していない(69.5%)」、次いで「投与した(13.5%)」「検討したが投与しなかった(13.0%)」「覚えていない/わからない(4.0%)」と続きました。

予防投与を決めたきっかけ
予防投与を決めたきっかけとしては、「受験直前の予防目的(48.1%)」が最多で、次いで「学校で流行した(33.3%)」「家族内で感染者が出た(11.1%)」「覚えていない/わからない(3.7%)」が続きました。
この結果から、濃厚接触など“きっかけが明確なケース”に限らず、受験期の不安を背景に予防投与を検討・選択する動きも一定数あることがわかります。なお、予防投与の適応可否や開始タイミングは、感染状況や接触状況などを踏まえて医師が判断します。

何日前に投与開始したか
予防投与の開始時期は、「3週間以上前(55.6%)」が最も多く、次いで「1~2週間前(14.8%)」「3~6日前(11.1%)」「1~2日前(3.7%)」で、「わからない(11.1%)」も一定数見られました。
この結果から、早めに備える家庭がある一方で、直前に判断するケースもあり、受験期の感染対策について正確な情報にアクセスできる環境の重要性がうかがえます。
「受験生以外の同居家族」がインフルエンザになった場合の対応

同居家族がインフルエンザ感染した場合にとる対応
「受験生以外の同居家族」がインフルエンザになった場合の対応を尋ねたところ、「できる限り家庭内で隔離する(79.0%)」が最多となり、次いで「家庭内隔離は難しいが、接触を減らす工夫をする(24.5%)」などが挙がりました。
この結果から、受験期は「家庭内に持ち込まれた後の広がり」をいかに抑えるかが強く意識されており、受験生を守るために、同居家族が感染した場合でも“まず隔離”を優先する家庭が多いことがわかります。
受験前のご家庭に向けた回答者からのアドバイス

受験前のご家庭に向けた回答者からのアドバイス
インフルエンザの流行と受験本番が重なり不安を感じている親御さんに向けて、自由回答でアドバイスを募りました。
基本の感染対策の徹底を挙げる声が多かった一方で、「完璧を目指す必要はなく、できる範囲で無理なく続ける」「どっしり構えた笑顔」といったメンタル面の支えを重視する意見が目立ちました。
また、万が一に備えて入試の救済措置を事前に確認しておく、家族内感染時のために隔離セットを準備しておくなど、実用的な工夫も複数見られました。
受験期は「感染を防ぐ工夫」と同時に、「不測の事態でも慌てない備え」を整えることが、家庭の安心感につながると考えられます。
【解説】抗インフルエンザ薬の予防投与とは
抗インフルエンザ薬の予防投与とは、インフルエンザ感染者と濃厚接触した際に、発症を抑える目的で使われる投与方法です。
体内でウイルスが増える前の段階で作用し、増殖を抑えることで感染を防ぐ「事後予防法」と言えます。
これに対しインフルエンザワクチンは、あらかじめ体内に免疫をつくることで、発症や重症化を防ぐ「事前の防御対策」です。
そのため、以下のような役割の違いがあります。
抗インフルエンザ薬の予防投与:
・濃厚接触時の緊急予防
・職場や学校での流行時の予防
・高齢者への感染リスク低減
ワクチン:
・流行前に免疫をつくる対策
・発症や重症化を防ぐ手段
双方は目的が異なるため、併用することで感染を防ぐ効果がより期待しやすくなります。

抗インフルエンザ薬とワクチンを併用したか
2025年11月に予防投与をしたことがある方・またはその家族に対して実施した意識調査では、ワクチンと併用した人は約4割という結果になりました。
フィットクリニックでは、医師の診療のうえで抗インフルエンザ薬の処方を行っています。
※ワクチン接種は当院では行っておりません。
アンケートを受けて(院長コメント)
今回の調査で印象的だったのは、抗インフルエンザ薬の予防投与について詳しく知らない人が約7割(69.5%)もいたことです。情報が十分に届いていない可能性があり、予防投与に関する情報を持つ人と持たない人に差が出たのではないかと考えます。
また、受験生家庭の約4人に1人(22.5%)が「睡眠不足が続いた」ことをヒヤリ・後悔したこととして挙げています。受験期は勉強時間が優先されやすい一方で、睡眠が崩れると集中力だけでなく体力や免疫も落ちやすく、体調を崩す原因となります。この点からも、予防の重要性を考えさせられます。
対策を徹底しても感染リスクをゼロにするのは難しいため、万が一に備え、各学校の救済措置、受診先を事前に確認しておくことも大切だと考えます。受験生の皆様が実力を発揮できるよう、心より応援しています。
フィットクリニックでも抗インフルエンザ薬を自由診療にて処方しています。オンライン診療にも対応しておりますので、ご相談ください。

院長:服部圭太
【アンケートの概要】
・調査対象:2023年以降に家族に受験生がいた方・現在いる方・2023年以降の受験生本人200名
・調査期間:2026年1月9日~2026年1月12日
・調査方法:インターネット調査

回答者と受験生との関係
今回のアンケートの回答者は、過去3年以内に家族に受験生がいた方が中心です。
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今回のアンケートについて、リリースに載せ切れなかった質問はこちらで紹介しています。
インフルエンザと受験生に関するアンケート
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