占いサイトで1000万円課金した人も…。今、高齢者を中心に“スピリチュアル被害”の相談が相次いでいる。弁護士は、こうした被害の解決にはハードルがあるという。
無料期間は終了後は、メール1通1500円に
被害を相談したAさん:
はじめは「無料」なんですよね。そのうちそれがだんだん「有料」になってきて。
こう話すのは、スピリチュアルサイトでの被害を訴える70代女性・Aさん。

被害を相談したAさん:
(5年前に)夫が病気になって病院から帰れなくなったりして。寂しさもあったんでしょうかね。
Aさんは、最初の無料期間中にサイトに登録。

“鑑定士”を名乗る人物から「金銭運命の革命の瞬間が迫っている」といったメールが送られきたという。そして、何度かやりとりをして、「明日いい知らせがある」という文言を最後に、無料期間は終了。その後の“鑑定士”とのやりとりは、メール1通1500円の有料になったという。

被害を相談したAさん:
覚醒するために文を送ってくださいと、何回も何回も。お金を次から次入れてくうちに1000万円ぐらい。
いつまでたっても鑑定は終わらなかった。Aさんは結局、こうした複数の占いサイトで1000万円以上を支払ったという。
弁護士「周りのサポートが絶対必要」
Aさんは、いったいなぜ、途中で辞めることができなかったのか?

被害を相談したAさん:
絶対約束事で、口外しないこと。鑑定を全部受けることと。
途中で何度か疑問を抱いたものの、家族にも相談できず、さらに、ここで辞めるとこれまでの鑑定で支払ったお金が無駄になるという思いもあり、引き返すことができなかったという。

Aさんが相談した弁護士事務所には、同様の“スピリチュアル被害”の相談が毎月60件近く寄せられているという。

“スピリチュアル被害”相談を受ける法律事務所Z・剛力大弁護士:
誰かとやりとりを密に取れてるという、寂しさを埋めることにつけこんでいる可能性はある。
こうした“スピリチュアル被害”は、解決にはハードルがあるという。

“スピリチュアル被害”相談を受ける法律事務所Z・剛力大弁護士:
占いの結果通りのことが訪れなかったからといって、それが直ちに違法な占いだったのかと言われると、やはりそうではないんですね。ご自身で気づくのは限界があると思っていて、周りのサポートが絶対必要。
(「イット!」1月27日放送より)
