超短期決戦となる第51回衆議院選挙が、27日、公示され、選挙戦モードに突入。

各党の党首が日本各地で政策の訴えを始めました。

「newsランナー」は、党首の第一声をAIなどを使って分析。

どんな言葉が多く用いられたのか?それぞれの政策の説明に、どれくらいの時間が割かれたのか?などを調べてみると、各党のカラーがはっきりと見えてきました。

■自民・高市総裁「積極財政」、「食料安全保障」

自民党の高市総裁は、東京・秋葉原駅前で、連立を組む、日本維新の会の吉村代表と第一声を上げました。

【自由民主党 高市早苗総裁】「とにかく、どこに住んでても、安全に生活することができる。必要な医療や福祉はちゃんと受けることができる。そして質の高い教育を受けることができる。そして働く場所がちゃんとある。そういう日本列島を作っていくためには、何と言っても経済成長が今必要です。何が何でも必要です」

高市総裁の第一声は、およそ26分。

この演説を分析すると…「積極財政」、「食料安全保障」という言葉を多く使ったことが分かりました。

各々の政策を訴えるのにどれだけの時間を割いたのか、別のAIなどを用いて分析すると、高市総裁は「危機管理投資」と「成長投資の政策」に最も多く時間を割いていました。

■維新・吉村代表「高市総理」、「連立政権」

続いて、日本維新の吉村代表は…。

【日本維新の会 吉村洋文代表】「トランプ大統領、習近平主席、プーチン大統領、誰がまともに渡りあうんですか?ここにいる高市さんなんですよ、皆さん。日本維新の会は、絶対に逃げずに高市さんを支えていく。そしてなかなか自民党では進まなかった改革、中に入ってアクセル役となって日本の政治を前に進めていきます」

吉村代表の第一声は、およそ7分40秒。

この演説を分析すると…「高市総理」や「連立政権」、「安全保障」といった言葉を多く使ったことが分かりました。

また吉村代表は、「自民・維新の連立政権の意義」を訴えるのに、最も多く時間を割いていました。

■中道・野田共同代表「斉藤鉄夫共同代表の名前」、「政治とカネ」

続いて、選挙直前に結成された中道改革連合。

斉藤共同代表は堺市の中百舌鳥駅前、野田共同代表は雪積る青森県弘前市を第一声の場所に選びました。

【中道改革連合 野田佳彦共同代表】「一番物価高を、物価を押し上げているのは何か、食料品でしょ。だったらその食料品にかかっている消費税を8%から0%にすれば、これはまさに今、所得の低い人ほどエンゲル係数が高い、子供さんがたくさんいらっしゃるほどエンゲル係数が高い、そういうご家庭ほど助かるんじゃありませんか皆さん」

野田共同代表の第一声は、およそ12分半。

この演説を分析すると「斉藤鉄夫共同代表の名前」ほか、「政治とカネ」、今回の選挙にかかる「税金850億円」などの言葉を多く使ったことが分かりました。

また野田共同代表は、今回の「解散総選挙のタイミングを批判」するのに、最も多く時間を割いていました。

■国民・玉木代表「基礎控除」、「178万円」

前回の参議院選挙で大きく議席を伸ばした国民民主党。

玉木代表は働く人が行きかう東京・新橋で街頭演説をスタート。

【国民民主党 玉木雄一郎代表】「いわゆる103万円の壁を178万円まで引き上げることができました。対決より解決、政策本位でやってきた国民民主党の姿勢を今一度心に刻み、そんな思いをともにする仲間を、全国で増やしていかなければなりません」

玉木代表の最初の演説は、18分。

この演説を分析すると「基礎控除」、「178万円」、「所得制限」という言葉を多く使ったことが分かりました。

そして玉木代表は、「年収の壁を打破し、手取りを増やす政策」に最も多く時間を割いていました。

■共産・田村委員長「賃上げ」、「軍事費」

共産党の田村委員長は、東京のJR池袋駅前を第一声の場所に選びました。

【日本共産党 田村智子委員長】「物価高で私たちの暮らしを苦しめる、こんな無責任な政治をやめさせなければなりません。財界中心という自民党政治のゆがみ、アメリカの言いなり、大軍拡に突き進む、この自民党政治のゆがみと戦う日本共産党を伸ばしてください」

田村委員長の第一声は26分。

この演説を分析すると「賃上げ」、「軍事費」、「物価高」という言葉を多く使ったことが分かりました。

田村代表は大半の時間を「外交や安全保障」、そして「物価高対策」に割いていました。

■れいわ・大石共同代表「裏金」、「高市早苗」

れいわ新選組の大石共同代表は、大阪市淀川区で演説をスタート。

【れいわ新選組 大石晃子共同代表】「自民党と維新の悪魔合体した政権、この2つの政党がいまスキャンダルまみれではないですか。私たちれいわ新選組は、消費税廃止を訴えています。なぜ庶民や中小零細企業をいじめて税金を取るんですか」

演説を分析すると、「裏金」や「高市早苗」など、政権批判に関する単語が目立ちました。

大石共同代表は「消費税廃止」や「解散への批判」に多く時間を割いていました。


■参政・神谷代表「国際情勢」、「税額控除」

参院選で議席を伸ばした参政党の神谷代表は、東京駅前を選挙戦スタートの地に選びました。

【参政党 神谷宗幣代表】「『消費税をまずなくそう』です。経済が回ってない時は減税なんですよ。移民を入れない方が国が安定し、経済が回るんです。違う目的を持ったり、ただお金のためだけに来て、自分たちのやり方を通そうとするような人たちは困るんですと、線引きをしたいんです」

この演説を分析すると「国際情勢」、「税額控除」、「失われた30年」という言葉を多く使ったことが分かりました。

神谷代表は演説で、「減税政策」を訴えるのに多く時間を割いていました。

■ゆう連・原口代表「サイバーテック」、「極超音速ミサイル」

また、減税日本・ゆうこく連合の原口共同代表は、「サイバーテック」、「極超音速ミサイル」、「療養費」。

■保守・百田代表「移民問題」、「再エネ賦課金」

日本保守党の百田代表は、「移民問題」、「再エネ賦課金」、「ゼロベース」。

■社民・福島党首「防衛予算」、「存立危機事態」

社会民主党の福島党首は、「防衛予算」、「存立危機事態」、「最高税率」。

■みらい・安野党首「減税」、「自動運転」

チームみらいの安野党首は、「減税」、「自動運転」、「新党」といった言葉を多用していました。

■有権者はどんな政策を重視する?街の声

それぞれの党の特色が現れた選挙戦初日の演説。

有権者はどのような政策を重視して投票するのか聞いてみると…。

【有権者(60代)】「消費税とかは、なくなることはないと思う。なくなったら後でしわ寄せがくるから。どういうふうにしていかれるのかなっていうのは考えます」

【有権者(60代)】「世界が平和になるような外交ができる日本になってほしいなって思います」

【有権者(20代)】「物価が高いので、収入が増えたらいいなって思います」

【有権者(20代)】「子育ては助成金じゃないですけど、もうちょっと何かあるといいなと思います」

衆議院選挙は2月8日に投開票が行われます。

(関西テレビ「newsランナー」2026年1月27日放送)

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