全国に公開手配されていた国内最大規模のスカウトグループ「ナチュラル」トップの男(40)が26日夜、鹿児島県の奄美大島で逮捕された。確保された際、黒縁メガネをかけていて、手配写真と比べ、髪が3㎝ほど伸び、ヒゲも生やすなど変装していたという。

わずか5日で終わりを迎えた“1年の逃亡劇”

黒のフードをかぶり、警察署から出てきた男。

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記者リポート:
小畑容疑者が警察車両に乗り込みます。

国内最大のスカウトグループ「ナチュラル」の会長、小畑寛昭容疑者(40)は、約1年間行方をくらましていたが、26日に潜伏先の鹿児島・奄美大島で逮捕された。

小畑容疑者は、27日午後5時前に羽田空港に着いた。

警視庁が公開手配に踏み切ってからわずか5日で終わりを迎えた逃亡劇。変装して、潜伏先を転々としていたと見られている。

小畑容疑者がトップを務めるナチュラルは、1500人ほどのメンバーを擁する国内最大のスカウトグループだ。

女性を風俗店に紹介することで「スカウトバック」と呼ばれる紹介料を違法に受け取る手口で約44億円以上の収益を得ていて、匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」とされている。

小畑容疑者は2023年7月、繁華街でスカウト行為をするために、暴力団組員に60万円のみかじめ料を払った疑いが持たれている。

確保された際にはヒゲなどで変装

警視庁は2025年1月、ナチュラルの関係先を強制捜査しようとしたが、小畑容疑者はその直前に逃亡した。

1年経った1月21日、警視庁は小畑容疑者の公開手配に踏み切った。

5日間で30件の情報提供が寄せられ、埼玉県や関西地方、さらに九州地方などでの目撃情報があったという。

逮捕のきっかけとなったのは、23日に匿名で寄せられた「奄美の方に似ている人物がいる」との通報だった。

その日のうちに10人の捜査員が奄美大島に入り、行方を追っていたところ、26日夜に小畑容疑者を発見・逮捕した。小畑容疑者は26日夜、コンビニに入ったところで捜査員に確保されたという。

確保された際、黒縁メガネをかけていて、手配写真と比べ、髪が3㎝ほど伸び、ヒゲも生やすなど変装していたという。

逃亡中は「木山」や「西田」などの名前を使っていたとみられる小畑容疑者。潜伏していた奄美大島のホテルには、1月21日から2月3日まで宿泊予約を取っていたことがわかっている。

小畑容疑者は調べに対し、「この件については今は何も話しません」と、容疑を否認しているという。

警視庁は、グループの壊滅に向け実態解明を進める方針だ。
   (「イット!」1月27日放送より)