2025年9月、特殊詐欺で265万円をだまし取られた40代男性が、被害に遭った心境を語った。男性が被害に遭ったきっかけは1本の電話だった。
特殊詐欺被害に遭った40代男性 犯行の手口とは?
「信じ込ませるために、色んな手を尽くしてきているんだなと…」
こう語るのは、特殊詐欺で265万円をだまし取られた新潟県五泉市に住む40代男性だ。
25年9月、男性の自宅の固定電話に携帯電話会社の社員を名乗る男から「福岡県で個人情報を使って銀行口座などが不正に作られている」と連絡があり、そのまま福岡県警に電話を転送されたという。
すると、警察官を名乗る男から「巨額投資詐欺の共犯者として名前が挙がっている」と逮捕の可能性があると告げられた。
被害男性は「直接、警察官を名乗る人が電話していたらきっと疑ったと思う。ただ、今回(最初は)携帯電話のカスタマーセンターを名乗る方からの電話だった」と話す。
ニセ警察官の指示通り、携帯のメッセージアプリでやり取りを始めると、警察手帳や命令書の画像が送られてきたという。
これらは全て偽物だが、突然の事態に困惑し、信じ込んでしまったという被害男性。
最終的に検察官を名乗る男から、不正入手した金でないことを証明するため、仮想通貨に入金するよう要求されたという。
男性は265万円を入金したが、さらに金を要求されたことから怪しく思い、警察に相談したことで被害が判明した。
男性が入金した理由「犯罪に関わっていないことを証明したいと…」
なぜ、男性は入金してしまったのか…

男性は「犯罪に巻き込まれたけど、自分は一切関わっていないというのを証明したいという気持ちがすごく強くて…」と話した。
警察は「警察官がSNSで連絡を取り合うことはない」と説明していて、怪しいと思ったらすぐ身近な人に相談するよう呼びかけている。
