26日に党首討論会が開かれるなど、衆議院選挙は早くも論戦が繰り広げられています。
福岡県内でも立候補予定者の動きが本格化しています。
衆議院が解散し、各地で事実上の選挙戦がスタートした週末。
県内でにわかに注目を集めているのが、福岡市の東区と博多区からなる福岡1区です。
これまで5期連続で当選してきた自民の前職に、中道の前職のほか維新・共産・参政の3人が挑む構図です。
電撃解散から一夜明けた24日に事務所を開いたのは自民党の前職、井上貴博さん(63)です。
あふれんばかりの支援者が詰めかけましたが、そこに公明党関係者の姿はありません。
その点について尋ねると…。
◆自民・前 井上貴博さん(63)
「公明党さんにご支援をいただかないで選挙をやったこともある。1人1人の有権者の方々に訴えをして、この高市政権を前に進めていいかどうかの是非を問いたい」
井上さんは高市内閣で総理補佐官に任命され、すぐそばで総理を支えてきました。
◆自民・前 井上貴博さん(63)
「(高市首相は)『帰ってきてよ~』って。我々は高市首相を作った責任もある。今回の選挙は落ちるわけにはいかない」
一方、前回井上さんに敗れ、その後、比例代表で繰り上げ当選した丸尾圭祐さん(43)は新党の一員として選挙に臨みます。
Q.少しは新党の名前に慣れたか?
◆中道・前 丸尾圭祐さん(43)
「中道ですか?そうですね、もうかなり連呼してるし」
Q.公示までに間に合いそうか?
◆中道・前 丸尾圭祐さん(43)
「間に合うようにもうスケジュールは立てていて」
解散から投開票までは、戦後最短のわずか16日。
丸尾さんの事務所の担当者は、「準備の時間が足りない」とこぼします。
◆丸尾さんの事務所担当者
「やっと公営掲示板のポスターが着いたので、今、振り分けをやっています。すごいバタバタで」
中道の名前が入ったポスターは、なんとか間に合いました。
これを手分けして選挙掲示板に貼っていくことになります。
今回、公明党と組むことについては…。
◆丸尾さんの事務所担当者
「とても心強く思っていますので、これからもぜひ協働してやっていけたら」
前回の選挙は公明党の推薦を受けた井上さんが約7万票で当選し、次点の丸尾さんとは約1万5000票差でした。
2万から3万ほどと言われる公明党の票がどう動くかで逆転の可能性が見えてきます。
この構図をさらに複雑にするのが日本維新の会の元職、山本剛正さん(54)の存在です。
前回、約3万5000票を獲得した山本さん、今回は与党に立場が変わっての出馬です。
各地を自転車で回り、支持を訴えていました。
◆維新・元 山本剛正さん(54)
「枠組みも変わりましたし、首相も変わりましたし、早い段階で国民の信を問わなければいけないと。維新が与党に入って、我々が改革のアクセル役になり暴走のブレーキ役になって、我々がやはりこの国を変えていく。その決意と覚悟を持ってやっていきたい」
福岡1区ではこのほかに共産党の新人、岩本義孝さん(57)も名乗りを上げています。
◆共産・新 岩本義孝さん(57)
「中小企業への応援と賃上げを同時に進めていかないと暮らしが成り立たない。国のお金の使い方を根本から切り替えるために全力で頑張りたい」
参政党からは新人の吉富景子さん(37)が立候補を表明しています。
◆参政・新 吉富景子さん(37)
「私は医療従事者でもありますし、まずは医療面における政策活動に取り組んでいく」
いよいよ27日公示され、激しい論戦が予想される衆議院選挙。
2月8日が投開票です。