JR土讃線の特急「南風25号」内で25日午後10時15分ごろ、乗客の男がサバイバルナイフで車掌の左手を切りつけ、けがをさせた疑いで逮捕されました。
車掌は60代の男性(高知市)で、軽傷です。ほかの乗客にけがはないということです。
南風は、高知県大豊町の大田口駅から土佐穴内駅方向に約600メートル付近を走行中でした。
男は車掌に取り押さえられ、目撃者の110番通報で駆け付けた警察官が午後10時54分、現行犯逮捕しました。
逮捕されたのは大阪府の無職の男(63)です。警察によりますと、逮捕時、下は迷彩柄のズボンをはいていて、上はジャンパーを羽織っていたということです。
事件が起きた南風25号は、午後8時5分、岡山駅発高知駅行きの3両編成で、乗員2人と乗客約90人が乗っていました。
JR四国によりますと、事件発生当時、列車は緊急停止ボタンが押され、現場付近で停止。乗客は大杉駅まで徒歩で移動して、後続の列車に乗り換えたということです。車掌は救急車で高知市内の病院に運ばれました。
警察によりますと、男は、調べに対して、ナイフを持って脅したことは認めているということですが、容疑の一部は否認しているということです。
事件の影響で、特急列車1本が部分運休、特急2本と普通1本の計3本が遅延したということです。