和歌山県警の訓練の休憩中に同僚に複数回にわたって銃口を向けたとして書類送検された元警察官について、和歌山地検は起訴猶予としました。
和歌山県警刑事部捜査1課の元警部の男性は、去年7~8月に計4回実施された人質・立てこもり事件対応の訓練の休憩中、同僚に対して訓練に使っていたけん銃の銃口を複数回向けた銃刀法違反の疑いで書類送検されました。
訓練は、実際のけん銃に殺傷能力のない「ペイント弾」と呼ばれるものを装填して実施されていました。
元警部は県警に対して「ふざけてやった」と認め、停職6カ月の懲戒処分を受け依願退職しました。
書類送検を受け捜査していた和歌山地検はきょう=16日付で元警部を起訴猶予とし、起訴を見送りました。
和歌山地検は「行為の危険性などを総合的に考慮した」と説明しています。