安倍元首相が殺害された銃撃事件で、山上徹也被告に無期懲役の判決が言い渡されました。

奈良地裁から、関西テレビ・大野雄斗記者が中継でお伝えします。

判決を言い渡された瞬間、山上被告はうつむいた様子で、頭を少し左右に振ったり、口元が少しこわばる様子も見られました。

その後、裁判長に一礼をして証言台から席に戻り、うつむきながら判決の理由を聞いていました。

山上徹也被告は2022年、奈良市内で街頭演説中だった安倍晋三元首相に手製の銃を発砲し、殺害した罪などに問われています。

山上被告は動機について、母親が入信して多額の献金をしていた旧統一教会を攻撃するため、つながりのある安倍元首相を狙ったとしていて、弁護側が「不遇な生い立ちを考慮して懲役20年までにとどめるべき」と主張するなど、量刑が裁判の焦点となっていました。

21日の判決で、奈良地裁は「旧統一教会への複雑な感情が怒りに転じたことも理解不可能とは言えないが、恨みを抱いても殺人行為で生命を奪う意思決定には大きな飛躍がある。生い立ちが影響したとは認められない」として、無期懲役の判決を言い渡しました。

閉廷後、山上被告はこれまでと変わらない、気だるげな様子でゆっくりと法廷をあとにしました。

このあと弁護団が会見を開く予定で、控訴するかどうか注目されます。

関西テレビ
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