EU(ヨーロッパ連合)の委員長は20日、アメリカが領有を主張するグリーンランドについて、「主権や領土は交渉の余地はない」と強調しました。

EUのフォンデアライエン委員長は20日、スイスで行われているダボス会議で演説しました。

その中で、デンマーク自治領グリーンランドとの「完全な連帯」を表明し、主権や領土を巡る問題について「交渉の余地はない」と強い姿勢を示しました。

一方、トランプ大統領がグリーンランド領有に反対するヨーロッパ8カ国に追加関税を課す考えを示していることについては、「誤りで双方の敵を利するだけだ」とけん制しました。

こうした中、フランスのマクロン大統領は20日、アメリカの関税政策が「ヨーロッパを弱体化させ、従属させようとしている」と批判しました。

また、デンマークのポールセン国防相は19日、自身のSNSでグリーンランドや北極圏にNATO(北大西洋条約機構)の部隊を駐留させることを、ルッテ事務総長に提案したと明らかにしました。

ダボス会議は19日にスイスで開幕し、トランプ大統領が6年ぶりに参加予定で、フォンデアライエン委員長らとの会談が実現するかが焦点です。
 

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国際取材部
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