死刑囚3人が「絞首刑は残虐だ」として執行の差し止めなどを求めた裁判で、大阪地方裁判所は原告の訴えを退けました。
大阪拘置所に拘置されている死刑囚3人は2022年、「絞首刑は遺体を激しく損傷し残虐」などとして、国を相手取り絞首刑の執行差し止めと一人あたり1100万円の慰謝料支払いを求めて提訴しました。
これまでの裁判で原告側は「残虐な刑罰を禁止する国際規約や憲法に違反している」などと主張し、国側は過去の判例などから「残虐ではない」と主張していました。
大阪地裁の横田典子裁判長はきょう=16日の判決で、「行政訴訟で違憲性を争うことは、現在の確定死刑判決と矛盾する」としたうえで「死刑制度や絞首刑は違憲ではないことが最高裁の判例で示されている」などとして差し止め請求を却下するなど、死刑囚側の訴えを退けました。