今回の衆院選、最短の日程では1月27日公示、2月8日投開票とされ、公示日まですでに2週間をきっています。

富山県内の各自治体では選挙の準備に追われています。

*リポート
「射水市役所です。降って沸いたような衆院選の可能性に自治体の選挙管理委員会はあわただしく準備を進めています」

射水市の選挙管理委員会です。投票所や開票所の調整に頭を悩ませています。

*射水市選挙管理委員会 北村信弘事務局次長
「(準備期間が)短いですね。開票所と投票所の確保が正直厳しい」

去年の参院選で射水市は、投票所33カ所、開票所1カ所を設け、次の衆院選も同じような規模を想定しています。

しかし、投票所の一部が調整中のほか、これまで開票所としていたアルビス小杉総合体育センターは投開票日と想定されている2月8日、15日いずれも使えません。

前日の午後にハンドボール「アランマーレ富山」の公式戦、当日は卓球やインドアテニスの大会が予定されています。

*射水市選挙管理委員会 北村信弘事務局次長
「既に各施設で利用者の予約が入っている。違う日程へと譲ってもらうなど調整をしなければならない。開票所は前日から設営を行い開票事務の打ち合わせを会場で行う。準備を踏まえて前日と当日の2日間がどうしても必要。会場の確保に苦慮している」

射水市選挙管理委員会では他の体育館などを探していますが、同じような規模のスペースが取れるか調整に追われています。

*射水市選挙管理委員会 北村信弘事務局次長
「会場の確保が日程が決まらないと確定できないので厳しい。場合によっては土日返上で準備作業をする必要がある」

一方、氷見市でも投票所やポスター掲示板設置の確認など対応に追われています。

*氷見市選挙管理委員会 高林克行事務局長
「急な話なので投票所の施設によっては既に予約が入って使えないのでその代わりになる施設を探すのに苦労した」

投票日によっては投票所になる小学校で行事が変更できず、急遽、別の場所をおさえることにしているほか、掲示板の設置も万が一、納品の遅れや大雪になった場合には公示日までに間に合わない可能性があるということです。

また、市民に配布する投票所の入場券についても発送が遅れる可能性もあることから市民に理解を求めています。

*氷見市選挙管理委員会 高林克行事務局長
「公示されたのに入場券が届いていないと市民も不安になると思うので、その際は事前に告知して不安の解消に努めたい」

このほか、県内最大の有権者を抱える富山市は去年の参院選で投票所113カ所を設けました。

今回は衆院選のため開票所は1区と2区で2か所を設けますが、来月8日が投開票の場合、1区は富山空港近くの「体育文化センター」と2区の「八尾スポーツアリーナ」がイベントなどで埋まっているため開票所として利用できず、市内の小学校の体育館か使用料を払って民間の施設を借りるなどいくつかの代替案を探っているといいます。

また、山あいの地域は雪の可能性もあり、投票所の駐車場を除雪する体制などにも手を焼いています。

また、滑川市は来月8日に市長選挙を控えています。

現時点で現職のほかに目立った動きはありませんが、W選挙となった場合に備えて投票用紙を交付する機械や受付をするスタッフが増えるため手配に追われています。

担当者はW選挙に備えて「混乱しないよう準備をしなければならない」と話していました。

具体的な投開票日など詳細は高市総理が来週19日に会見で正式に表明するということです。

急浮上した異例の「2月選挙」。新田知事の反応です。

*新田知事
「市町村の選挙管理委員会の皆さんには心から苦労をねぎらいたい。県でサポートできることがあれば随時」

15日の定例会見で、新田知事はこのように述べたうえで、国の当初予算が年度内の成立しなければ、県の予算編成への影響も懸念されるとし、次のように述べました。

*新田知事
「教育の無償化、この中には小学校の給食の抜本的な負担軽減、高校の授業料軽減なども含まれる。そういったところに遅れが出る。これが懸念するところ。できるだけ混乱のないように政府の方も考えを」

富山テレビ
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