2月の投開票が見込まれる衆議院選挙を前に、県内でも野党が準備を本格化させています。候補者の擁立をめぐり、15日には立憲民主党と国民民主党、それぞれの県連とその支援団体の連合福井が協議し、連合福井は福井1区、2区ともに立憲民主党の現職議員を推薦する方針を示しました。
15日は、立憲民主党と国民民主党の県連代表や幹事長が連合福井を訪れ、非公開で3者協議が行われました。
出席者によりますと、立憲民主党は福井1区に波多野翼議員、2区に辻英之議員の現職2人を擁立する方針を伝え、支援を要請しました。
この時点では、国民民主党の候補者は決まっておらず、独自の候補者擁立も含め検討する考えを示しました。
こうした状況から、連合福井の橋岡克典会長は、福井1区、2区ともに立憲民主党の現職議員を推薦する方針を伝えました。
そのうえで、改めて野党候補の一本化を求めたということです。
連合福井の橋岡克典会長は会合後、取材に対し「現職を推薦するということで、立憲民主党からは了承いただいた。国民民主党県連は、これから本部の方針も踏まえて協議する。連合福井の思いは理解したという返答をもらった」と説明しました。
また、立憲民主党県連の野田哲生幹事長は「連合福井のこれまでの支援体制をしっかりしていくということで、現職を推薦したいという意向は聞いた」としました。
福井一区を巡っては、自民党・現職の稲田朋美氏、立憲民主党・現職の波多野翼氏が立候補を予定しているほか、15日の3者協議後、国民民主党県連が山中氏の擁立を明らかにしました。
国民民主党は、「連合福井の推薦がなくても山中氏を擁立する」とし、一方の立憲民主党も「波多野氏の立候補を取り下げることはない」としていて、野党一本化は極めて困難となっています。
また、野党を巡っては15日、立憲民主党と公明党が新党結成で合意しました。