高市首相は1月23日に召集される通常国会の冒頭で衆議院を解散するとみられている。
自治体は準備を進めているが、真冬の選挙はどうなるのか。
来週にも衆議院が解散されるとの見方が強まる中、自治体ではその準備に追われている。
想定される投票日は2月の8日か15日。
それに向けて厳しい真冬の選挙となり、北国ならではの悩みが尽きない。

選挙ポスターの掲示板の設置も簡単にはいかない。
「掲示場に雪が置かれていることもあるので、除雪をどのようにするか検討を進めている。公園は地域の雪置き場になっている所もあり実際に設置できるか判断が必要。時間も限られており全部除雪できるかどうか。(設置場所を)減らす可能性もある」(札幌市選挙管理委員会 中克尋選挙課長)
札幌市内に2千か所以上ある選挙ポスターの掲示板。
多くの場所で除排雪が必要になる。
札幌市選挙管理委員会では専門の業者に委託することも検討している。
準備を急いでいるものの、通常の設置数を下回る可能性もあるという。

厳冬期の2月に衆議院選挙が行われたケースがある。
今から36年前、当時の海部首相による「消費税解散」を受け、2月18日が投票日だった。
「さっぽろ雪まつり」と選挙期間が重なり、会場付近では街頭演説も行われた。

今回も同じような光景が見られるのか。
ある政党の関係者は―。
「雪まつり会場には寄り付かない。車を止めると迷惑になるし逆効果だ。観光客ばかりだしね」(ある政党の関係者)

この年の2月の平均気温は平年より2.1℃高い暖冬で選挙期間中は雨も降った。
それでもこんな光景が―。
「これ、凍ってるな」(選挙運動員)
選挙カーの窓が凍り付き開かない事態。
そこで…お湯をかけて溶かすことに。
「よし、開いた」(選挙運動員)

運動員は厚着をしたり、使い捨てのカイロを使ったりして、防寒対策に余念がなかった。
自治体も運動員も頭を悩ませる真冬の選挙。
2026年も同じような光景が繰り返されるのか。
