優れた研究成果をあげ、今後の活躍が特に期待される若手研究者に贈られる、日本学士院の学術奨励賞に、岡山大学学術研究院医歯薬学域(医)教授、岡山大学病院教授の冨樫(とがし)庸介氏(新潟・新潟高校出身 専門分野:腫瘍免疫学・43)など6人が選ばれました。
冨樫教授はがん細胞が宿主の免疫を回避する仕組みを新たに発見しました。この発見はがん細胞の免疫逃避機構にまったく新しい観点をあたえるだけでなく、今後の新しいがん医療への展開も期待されています。
授賞式は2月3日に東京で行われます。この賞は毎年6人以内に授与されています。
【ほか5人の受賞者】
神田真司氏(動物生理学・比較内分泌学 東京大学大気海洋研究所准教授・43)
沙川貴大氏
(統計物理学および量子情報理論 東京大学大学院工学系研究科教授・42)
八尾史氏(仏教学 東京大学大学院人文社会系研究科准教授・44)
安井隆雄氏
(ナノバイオメディカルエンジニアリング 東京科学大学生命理工学院教授・41)
山本鉄平氏(政治学方法論・計量政治学 早稲田大学政治経済学術院教授・43)
※6人の年齢は1月13日現在
◆「日本学士院」とは
【日本学士院】
学術上功績顕著な科学者を優遇するための機関として文部科学省に設置されている組織で、学術の発展に寄与するため必要な事業を行うことを目的としています。
明治12年に福沢諭吉を初代会長として創設された「東京学士会院」を前身とし、140年あまりの歴史があります。学術的な業績をもとに選定された定員150名の会員により組織されています。