全国で相次ぐモバイルバッテリーなどリチウムイオン電池による発火。誤った捨て方による火災も相次いでいることから静岡市は2026年から使用済み電池の回収方法を拡充しました。
客室乗務員:
ここから離れてください鼻と口を覆って姿勢を低くして
2025年12月に日本航空が行った訓練。
機内に持ち込まれたモバイルバッテリーから出火したことを想定して行われました。
2025年9月、東京・杉並区で起きたマンション火災。
火元は充電中のモバイルバッテリーでした。
このようにリチウムイオン電池が原因の火災は山手線や上越新幹線の車内でも発生するなど増加傾向で、消費者庁によると2020年からの5年間で136件発生しています。
こうした火災はゴミ処理を行う施設でも。
2023年、静岡県湖西市環境センターでリチウムイオン電池が原因の火災が発生。
1年以上にわたり、この施設でのゴミ処理は出来なくなりました。
こうした中、2026年から使用済み電池の回収方法の見直しに踏み切ったのが静岡市です。
静岡市収集業務課・市川颯太朗さん:
不要になったリチウムイオン電池など充電式電池の誤った排出で、ゴミ収集車や清掃工場の火災などが頻発しているということで、今回の排出方法の拡充に至った
静岡市ではこれまでは協力店舗での回収のみでしたが、1月からは充電式の電池や電池を取り外せない家電製品も不燃・粗大ごみとして出せるようになりました。
では、どのように捨てればいいのでしょうか?
静岡市収集業務課・市川颯太朗さん:
事前に申し込みをしたうえで中身が見える袋に充電池、不用、氏名を書いて袋に入れてもらいます
不燃ごみ受付センターに電話で申し込みをして回収日に指定の場所へ。
戸別収集することで誤った出し方による火災を減らしたい考えです。
静岡市収集業務課・市川颯太朗さん:
引き続きリサイクル対象のものは協力店舗でも回収しているが、静岡市で状態や種類に関わらず回収しているので迷うことなく出してもらえるようになると思う
私たちの生活の身近なものに多く使われているリチウムイオン電池。
何気ないごみ出しが火災につながるおそれがあり、正しい捨て方を知っておくことが大切です。