川村和久アナウンサー:
「硫化水素の反応があったのは小学校の目の前です。現場には規制線が張られ、消防が調べを進めています」
高知市の江陽小学校の近くに消防車5台が駆け付け、周囲は騒然となりました。消防隊員が放水しているのは建物ではなく道路脇の側溝です。
始まりは14日8時20分頃、小学校隣にある城東中学校の教師からの通報でした。
通報内容:
「硫化水素の臭いがします」
消防は、学校の南の道路を通行止めにして側溝を調査。その結果、最大20.9ppmの濃度の硫化水素を検出しました。これは国の基準値の2倍にあたり、20ppmに達すると気管支炎や肺炎など健康被害を引き起こす可能性があります。
消防は硫化水素の濃度を下げるため、側溝に大量の水を流し込む作業を開始。午前10時53分、硫化水素は検出されなくなり規制を解除しました。人的被害は確認されていません。
硫化水素の発生を受け、江陽小学校は外遊びを禁止し窓を閉めて授業を実施。現場を避けて児童を下校させました。硫化水素の発生原因は分かっていません。
消防によりますと、住宅地では下水に流れた洗剤が化学反応を起こし硫化水素が発生するケースもあるということです。