高知市で新春を祝う企画展が開かれています。彩り豊かな美術品に触れて春を迎える喜びを感じてみませんか。
県立高知城歴史博物館で開催されている春をテーマにした企画展「春を寿ぐ」。その名の通り、春にまつわる作品を通して新春の訪れを感じてもらおうと企画されました。館に所蔵している掛け軸やひな人形など室町時代から昭和までの約60点が展示されています。
能を舞う様子を鮮やかに描いた掛け軸は初めての公開です。正月など祝いの場で演じられる能の演目の一つ「式三番」に出てくる人物が描かれています。土佐山内家12代藩主・豊資の70歳を祝って作られたといいます。
「桃の節句」にちなんで山内家に伝わるひな人形も飾られています。持ち主は17代豊景の婦人・禎子さん。「有職雛」と呼ばれるものは公家の装束を忠実に再現しています。
このほか、幕末維新期の土佐を代表する文人画家・橋本小霞が春の宴を楽しむ様子を描いた掛け軸なども展示されています。
広島から来た客:
「桜とかあって春感じました。歴史感じます」
高知城歴史博物館・丸塚花奈子 学芸員:
「見ていて楽しくなるような縁起のいいものがたくさん並んでいますので、展示を通して良い一年をスタートしていただければ」
企画展「春を寿ぐ」は高知城歴史博物館で3月8日まで開催されています。