1月6日に島根東部・鳥取西部で発生した地震では、人や建物への甚大な被害はなく、徐々に日常を取り戻しつつあります。
ただ、建物や水道などへの被害が集中した島根県安来市と鳥取県南部町では、本格的な復旧にはまだ長い道のりです。
発生から1週間が経った中、各地の現状を取材しました。

南部町・陶山町長:
きれいな水になりました。

地震の影響で水道水が濁り、飲用制限が続いていた鳥取県南部町。
検査の結果、安全基準を満たしていることが確認され、13日正午に制限が解除されました。

遠藤楓音さん:
Q.洗い物できるのは?
最高です、本当に。すごくストレスだったので。

こう話すのは、南部町でカフェを営む遠藤楓音さん。
蛇口から流れ出る水を見て、安心した様子です。

1月6日の地震発生後、水道水の利用制限のため臨時休業を余儀なくされていましたが、14日から営業を再開することにしました。

+met(タスメット)店主・遠藤楓音さん:
2026年に入ってから1回も営業していなかったので、本当に営業できるのがうれしい。

一方、南部町の会見第二小学校では、子どもたちが温かいごはんを頬張ります。
3学期になって初めての「温かい給食」です。

この小学校など小中学校3校では、3学期が始まったものの地震の影響による水道の飲用制限で給食センターで調理ができず、給食として「非常食」のカレーが提供されていました。

13日は、水道が使える町内の別のセンターで給食を調理。
使い捨ての食器も活用して、温かい給食が提供されました。

児童:
「温かくておいしいです。」
「(非常食は)冷たくて、あまり好きではなかったけど給食は温かくておいしいです。」
「いつ食べられるのかと思っていたけど、きょうから食べられるから、とてもうれしい。」

南部町教育委員会は、使用を中止していた給食センターの水道管の清掃・点検を今週中に行い、来週月曜日の19日から通常の体制に戻す予定で、16日までは13日の提供方法を続けるとしています。

南部町・陶山町長:
鳥取県西部地震の時は水源の濁りが1カ月続いた。安どできた。
緊張感をもって、まだ住宅の再建に困っている家庭もあると認識しているので、全力を挙げたい。

地震から1週間、南部町では、不便を強いられていた生活が日常に戻りつつあります。

TSKさんいん中央テレビ
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