1月23日からの通常国会冒頭での衆議院解散はあるのか、高市首相の解散表明に注目が集まっています。
このニュースについて、フジテレビ・高田圭太政治部長とともにお伝えします。
青井実キャスター:
13日、高市首相が解散の意向を固めて自民党幹部に伝えたとする一部報道が出ていますが、つまり解散するということでしょうか?
フジテレビ・高田圭太政治部長:
まず最新の情報で先ほど、木原官房長官が自民党の鈴木幹事長と20分ぐらい面会しました。状況としては13日、国会で召集日の予定について話したことについて報告したということですが、その席で恐らく解散についても最新の検討状況を伝えたとみられます。
これとは別に高市首相が党の関係者に解散についての意向を伝えたという情報はありますが、これは完全に意向を固めて伝えたのか、もうちょっと前の検討状況を伝えたのかはまだ取材を進めている最中です。
宮司愛海キャスター:
党内解散でまとまっているというところまでは言い切れない状況なんですかね。
フジテレビ・高田圭太政治部長:
高市さんの腹一つなので。最終的にはそれを、まして今の席で木原官房長官から鈴木幹事長に伝えていれば事実上それで、正式にということですが、まだそこも異論が示された可能性もありますし、まだその前の状況の可能性もあるかなと思います。
青井実キャスター:
仮に解散という話になると、野党から大義がないという声もあったり、首相周辺からも解散するとしても理由付けが大事だという声もあるようですが、高市さんとしてはどう理由付けするんでしょうか?
フジテレビ・高田圭太政治部長:
まず1つは、高市さんとして自身の政権の方針を、信任を得るために皆さんの審判をあおぎたいという説明になると思いますが、高市さんの性格をよく知る方の話として、これだけ支持率が高いのに国会でギリギリの野党に譲りながらやるというのはあまりいいと思っていないと。そこはすっきりさせたいという高市さんの勝負師的な部分は、今回の判断にも関係しているのではないかという声は出ています。安定政権ですね、やはり。
宮司愛海キャスター:
そうした中で、13日午後、高市首相は地元である奈良で韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領と首脳会談を行い、先ほどから共同記者会見を行っていますが、ここまで解散についての言及はないということです。
そうすると解散表明はいつになるのかということも気になりますが、現在、23日通常国会冒頭での解散なのかということですけれども、そうなりますと、どこで表明するのかということですね。
1月27日に公示して2月8日に投開票のパターン、それから2月3日に公示して15日に投開票というパターンといろいろありますが、どの辺りで解散表明をすると思いますか?
フジテレビ・高田圭太政治部長:
現時点では外交日程、イタリアのメローニ首相まで終わった後、週末に表明になるのではないかと。それだとかなりタイトですが、それでも何とか、15日ではなく最短の8日にやれないかというのを調整しているんじゃないかという取材の声は入ってきています。
青井実キャスター:
外交週を終えてということですが、高市首相がこの時期に解散にこだわる理由はどこにありますか?
フジテレビ・高田圭太政治部長:
とにかく自身の人気があるうちに、また国会で野党に攻め込まれないうちに国民の審判を受けておきたいというのが最短での日程の源ですね。
青井実キャスター:
2月に選挙があるってイメージがないんですけど、この解散の動きどう見ますか?
SPキャスター 山口真由氏:
支持率が高いのは政権なんですよね、政党じゃなくて。だから、この選挙で勝ったらかつての第2次安倍政権みたいな、政高党低みたいな形になると思うんですよね。そうなると党の重鎮・麻生さんとか鈴木さんを抑えて積極財政みたいになっていくのかなと思いますけど、そういう意味で、勝敗ラインはどこに置くんでしょうか?
フジテレビ・高田圭太政治部長:
願わくば自民党で過半数。または維新との余裕を持った過半数や安定多数ということが念頭にあると思うんですが、自民党の中からは今回、これだけちょっと強引、というと言いすぎですが、なかなか国民からすると戸惑いのあるタイミングでやる以上は大勝をしないと政権の求心力が逆に落ちるんじゃないかと懸念する声も出ていて、ハードルが上がっているのではないかという見方が出ています。
宮司愛海キャスター:
そこで気になってくるのが野党ですが、こうした動きもあります。
立憲民主党は支援団体である連合に支援を要請したということですが、野党内で一致団結できるか、まとまれるのか、高田さんどうですか?
フジテレビ・高田圭太政治部長:
なかなか野党が一枚岩とはいかないんだと思いますが、今回、国民民主党も高市さんとやや距離を置く発言にしていますので、最大の成果を上げるには、連携までいかなくても一定の調整というのは当然、手段としてあり得るので、そこで公明党との新たな関係ですとか、国民民主党と。また国民民主党と公明党もいろいろやると思いますので、そこは今後の調整に非常に注目が集まりますね。
青井実キャスター:
野党も与党も突然だと思うんですが、今の段階で有利に働くのはどちらなんでしょうか?
フジテレビ・高田圭太政治部長:
現時点で、高市さんがこのあと通常国会で失速する可能性があるという点では高市さんにとっては有利な土壌だとは思いますが、今回のこの予算に影響するタイミングということが国民世論にどう影響するか、まだ測りかねている状況だといえると思います。
青井実キャスター:
高市さんの支持率は高いですが、自民党の支持率とは乖離(かいり)があるという、その辺りはどうですか?
フジテレビ・高田圭太政治部長:
今回の争点としては、高市さんは支持するけれども自民党の支持ではないという票の取り合いになるんだと思います。そこを野党がぶんどるのか、自民党があくまでその票をしっかりキープするかによって勝敗は変わってくると思います。
果たしてこのまま解散に向けて走るのか、外交ウイーク、今週もまだ目が離せません。