1月23日に召集予定の通常国会での「冒頭解散」を検討している高市首相。
一貫して沈黙を続けていますが、13日午後、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領と首脳会談を行い、4日ぶりに報道陣の前で発言しました。
高市首相:
日韓関係をさらなる高みに発展させる年としていきたいと願っています。
高市首相が解散の意向を固め、自民党幹部に伝えたと一部で報道される中、解散報道が出てから初めてとなる記者発表に臨みました。
衆議院を解散するのか、しないのか。
9日に報道が出てから沈黙を続けてきた高市首相。
13日は来日した韓国の李大統領とともに姿を見せました。
笑顔で握手を終えると、両国の国旗に一礼。
首脳会談の席に着いた高市首相の第一声は「大統領および韓国代表団の皆さまを私のふるさと奈良にお迎えすることができて、皆さまを歓迎したいと思います」という歓迎の言葉でした。
2025年10月以来、2度目となる日韓首脳会談。
お互いが贈り合うお土産の中身が明らかになりました。
ドラム好きの高市首相に、李大統領は韓国製のドラムをプレゼント。
一方、高市首相は李大統領へのプレゼントに日本製の腕時計を選んだといいます。
そして、この首脳会談が始まる直前、永田町には驚きの知らせが。
高市首相が23日に召集予定の通常国会冒頭で衆院を解散する意向を固め、自民党幹部に伝えていたことを一部メディアが報じたのです。
12日は“政治の師”と仰ぐ安倍元首相の慰霊碑に手を合わせた高市首相。
この時、どのような報告をしていたのでしょうか。
9日に解散検討が報じられて以降、記者団は真意を聞こうと高市首相に取材要請をしてきたものの、一貫して応じていません。
こうした中、3日午後4時半ごろ、高市首相が記者発表に臨みました。
高市首相:
総理就任後、奈良に外国の首脳をお招きするのは大統領が初めて。これは私と大統領との間の友情と信頼関係を示すもの。本年が日韓関係をさらなる高みに発展させる年となることを期待しております。
首脳会談では、今後も「シャトル外交」を継続していくことで一致。
また、両国とアメリカを加えた3カ国での安全保障協力を含む戦略的な連携の重要性を確認しました。
最後まで衆院解散については触れず、記者の質問に答える時間も設けられませんでした。
ハワイを訪問中の小泉防衛首相は、記者からの「高市首相が解散の意向を党幹部に伝えたと報道がありまして」という問いに「いま私はこのように訪米中なので、その報道に、いま初めて聞かれたので、正確に確認をしたいと思う」と答えました。
自民党と連立を組む日本維新の会の吉村代表は、「(高市首相の“解散する意向”について)いま時点で直接受けていない。(解散を)やることは決定していると思う。準備はほぼ整っている」と述べたほか、選挙区調整はしないと示しました。
一方、野党からは批判の声が相次いでいます。
立憲民主党・野田代表:
経済対策をしっかり実行していくと言っていた総理が政治空白をつくろうとしている。私は理解できない。
国民民主党・玉木代表:
物価高で苦しむ国民生活に大きな影響を与えると思う。“経済後回し解散”と言わざるを得なくなる。
解散に踏み切った場合、衆院選の日程は1月27日公示・2月8日の投開票か、2月3日公示・15日投開票が想定されています。